〇〇の中心に工務店が存在します・・・とは!!

みずもくの水上です。
今日5月8日の誕生木は「カルミア」

花言葉は「大志を抱く」「野心」
つぼみはコンペイトウのように似て観賞用として人気があります。
ツツジ科の常緑樹です。

ということで、
変わりやすい天気が続いていますが、
仕事は、待ってくれません。
前進あるのみです!

突然ですが「サプライチェーン」という言葉ご存じですか?
知っている方も多いと思いますが、
簡単に言いますと、商品が素材製造から消費者にわたるまでの一連の取引の
流れを鎖(チェーン)に見立て、サプライチェーンと呼んでいます。
例えば、スーパーや小売店での「お弁当」や「おにぎり」。
主原料のお米を農家の方が生産してくれます。
おかずも各農家や漁師の方が生産してくれます。
常に運送屋さんがかかわり、原材料から商品の製造は工場です。
そして、市場や卸売業者さんを通じて、コンビニやスーパーなどに陳列される流れです。
これ以外にも様々な人たちが関わり、取引でつながっています。

このサプライチェーンの大切さを、昨日、異業種交流会、
宇都宮青友クラブの例会で学びました。
講師は(株)サクシードの専務取締役の市川優様。

テーマは「M&A初級編」ということでしたが、
会員もそれぞれの業界の中での経営者でもありますので、
事業者承継や業界の買収のことには興味津々でした。

私がその中で印象に起こったのは、先ほども述べましたサプライチェーンの話。
立場は違えど何かしらその業界でサプライチェーンの一端を
それぞれの会社が担っています。
一般的に後継者の問題や、年齢的なところ、業績などが原因で
事業譲渡か事業承継かなどの廃業という言葉がちらつく中で
一つの鎖の流れが切れてしまうことでの連鎖的なリスクの
重要性を放されていました。

取引先や仕入れ先、お客様、様々なかかわりが途絶えてしまう。
このリスクが、いくつか重なると大きな地域資源の損失になるといいます。

このことを考えたときに、真っ先に我々がいる、住宅、工務店のサプライチェーンも
重要な役割を担っていることに気づきます。
先ほどの例で言いますと、
みずもくは、地元の木材を使用して家づくりをしています。
栃木県の山や森の木を、所有者が育て森林組合が管理して
伐採された木を原木市場に運びます。
それを製材業者が購入し製品として加工します。
加工された木材は、製品市場や材木屋さんに引き取られ
工務店が購入して消費者のもとへ届きます。
木材の流れ一つとってもこれだけの流れがあり、
家をつくるには、基礎のコンクリート、窓、屋根、
断熱材、塗り壁材、配管材料、完成すればカーテンや家電、家具など、
何十ものサプライチェーンが絡み合っています。
もちろん、従業員、パートナー業者さん、自分の家族に対しても重要な役割を担っています。
『サプライチェーンの中心に工務店が存在します。』
だからこそ工務店の役割と存在意義は、地域や社会を支える大切な仕事なのです。
M&Aという畑違いの話かと思いましたが、自分の立ち位置を再確認できました。

今、手がけている築年数の経った在来浴室のリフォーム相談もしかりです。
様々な業種の方の協力を得ながら道筋を模索します。

搬入経路、段差、壁の下地状況、窓の断熱など
解決すべきことがたくさんあります。

鉄平石にパネルを張るには?

入隅出隅のおさまり。

窓のガラスの入れ替え。などなど・・・
難易度はとても高いです。

大切なのは、お客様に頼られ、工務店が中心にいるサプライチェーンを
強固にして、お客様に喜んでいただくこと。
そして、全てはつながっていることを理解し
日々の仕事を取り組んで参ります。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

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