第3弾 部屋づくりの法則・・・自分だけの聖域とは!!

みずもくの水上です。
部屋づくりの法則も第三弾。

工務店で日頃、家づくりに携わっている私にとっても
勉強になります。
今回は、家庭内で勉強やテレワークなどの仕事に集中できるための
法則ということです。
仕事上、子どもが全く勉強しなくてとか、書斎が無くて集中できる場所が
欲しいとか、様々な相談があります。
そんなときに、本を読んで学ばせていただきました。
まず、個人個人の性格によって集中できる場所や方法があるということ。

あなたは何タイプ?

例えば集中して勉強や仕事をしたいとき、カフェと図書館ではどちらが
集中できますか。
これは、人によって環境からの刺激を受けやすさには違いがあり、
これが集中力に影響を及ぼすようです。
環境からの刺激を自動的に遮断してスクリーン(ついたて、仕切り、目隠し)
をスクリーナー。
下ろせない人をノンスクリーナーと呼ぶそうです。
主に視覚や聴覚に敏感な人に多いようです。
つまり、カフェで集中できる人、適度な雑音があった方が集中できる人は、
聴覚のスクリーナー。
図書館の方が、集中できるという方は、ノンスクリーナータイプということになります。
ノンスクリーナータイプの人は、周りの環境に敏感で影響を受けやすいので
注意が必要とのこと。
また、視覚に対してのノンスクリーナーのお子さんは、テレビの音がする
リビングでは集中できないので、チラチラ動く画面や、動き回る
妹や弟、散らかっているおもちゃなどがあると落ち着かないので、
できるだけ視覚情報をシャットダウンした場所で勉強する方が良いようです。
家族内にノンスクリーナーの方がいたら、おすすめなのが
自分の聖域をつくることだそうです。
押入や納戸を活用したり、防音カーテンやパーテイションなどの
工夫もありますし、ダイニングテーブルしかないときには
折り畳み式の高さのある仕切りなどを活用してヘッドホンなど
を付けることも聖域を作るうえで有効だそうです。
聴覚のノンスクリーナーか視覚のノンスクリーナーかによって
場所や工夫がこれほど変わるのに驚きました。
一概にリビングで勉強するのが成績が上がるとはいえず、
そのお子さんや本人に合わせた環境を作ることが
大切なんですね。

それとリラックスして集中するためには、
さらに工夫することがあるようです。
それが緑視率。視界に占める緑の割合ですが、
これが10%~15%がちょうどいいようです。
緑が見える窓の前にデスクを置いたり、
壁紙やポスターに自然の風景のを取り入れるのも
効果的です。
また、カウンターや床などに無垢材を使用するのも
リラックス効果があり集中できますね。
ちょっとした工夫で環境づくりが簡単にでき
集中できる部屋づくりができることに驚きました。
当社も自然素材や無垢材を提案していますが
使い方、使う範囲、位置など今まで十分に個々人に
対応してきたとは言い切れません。
個々人の悩みに対応するべく自分事として
提案していきたいと思います。

あなたはスクリーナーですかそれともノンスクリーナーですか。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

 

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