栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日6月8日の日曜日の記念樹は、「コウゾ」
花言葉は「過去の思い出」
クワ科コウゾ属の落葉低木です。
言わずと知れた和紙の原料としてミツマタやガンピとともに
画用紙などにも使われています。
果実は6月頃に赤く熟し生で食べられます。
ということで、居場所ということがテーマですが、
昨日の土曜日は、午前中「峰地区不用品片付け無料相談会」
午後から日曜日の午前中にかけては「峰地区お泊り防災訓練」。
北関東一おしゃれなリユースショップ。
オトワリバースの永祚社長とのコラボにより
月一峰地区どこかで無料相談会が実現しています。
第一土曜日の9時半から11時半までの2時間、
自由に出入り可能で、家庭の片付けや分別方法、
片付けが苦手な方の心の相談もしながら
暮らしをスッキリさせる。
峰地区では、回覧と公式ラインアカウントで案内をしています。
毎月、自治会を変えながらそれぞれの公民館で
開催いたします。
この日も朝、始まる前から並んでいる方もいて
本日は5名の方が来てくれました。
こうしたことを続けることで、
地域の中に、不用品や片付けを相談できるお店が
あることを認識し、点検商法などが来た時の
対応がしっかりできることも狙いの一つです。
峰地区で、誰一人として悪徳商法に引っかからないことを
願います。
そして、こうした相談できるという「居場所」を作ることが
向こう三件両隣という顔を見合わせるるきっかけになり
防犯にも役立てられますし、なにより「つながり」が出来ることが
大切です。
なんとか続けていければと思います。
そして、3か月前から地域内で企画してきました。
峰地区「お泊り防災訓練」が、開催されました。
陽東中学校の中学生ボランティア、宇都宮大学の大学生、
峰地区の学校を卒業した20代の若手青年部、地域防災会、
まちづくり推進協議会役員および事務局のスタッフ、
赤いTシャツを着た女性防火クラブ
暑い中でのリヤカーでの準備運搬
皆さん、ありがとうございます。
当然自治会も存在しますが、
高齢化する自治会だけでは、今の災害に対する対応を
していくには困難になりつつあります。
まちづくりを縦横を網の目のように人を交錯させて
関わってもらうためには、まちづくり全体を常に俯瞰して
必要なこと、出来ることをしていかなくてはなりません。
参加者は、峰地区の住民の皆さんですが、日帰りの方、宿泊の方、
老若男女様々な方が参加してくれました。
まず、体育館に集合し開会と講話。
講話は、防災士の方に来ていただき、
災害時とても重要なトイレのお話。
皆さん身近なことでもあり真剣に聞いています。
災害時に、避難所での仮設トイレの設置までの
時間は平均3日前後、それまでは、携帯トイレなど
簡易トイレの使用をしなくてはなりません。
しかし、避難所で簡易トイレの設置はいくつかの
課題もあります。
・プライバシーの問題
・臭いの問題
・処理の問題
・夜の行くまでの使用時の安全性
など、解決しながらの使用になるかと思いますので
事前に仮説を立てておき対応しておかなければなりません。
その後、参加者が4グループに分かれ
それぞれのリーダーが、4つのブースを
参加者を連れて回ります。
私はBグループのリーダーとなりました。
まずは、
「応急処置のレクチャーとAED体験」ブース
参加者自らが体験します。
基本は、胸骨の圧迫をしながら
1分間に60回程度のスピードで、5~6センチの
深さまで押しての圧迫になります。
なかなか、ハードです。
この圧迫を続けながらAEDの装着。
それぞれの役割があることを学びます。
次は場所を小学校敷地内にある
コミュニティセンターへ移動して
「Live119,119番通報訓練」
コミュニティセンター内での火災発生を想定して
非常ベルでの合図で、スリッパのまま非常階段から
外へ脱出。
また、実際に人が倒れたときのLive119による
救急訓練。
親子で参加してくれた、お父さんが倒れたときに
娘さんが胸骨圧迫しながら、近くの人がLive119,へ連絡し
動画を撮影しながら、応急処置を行う訓練。
これは、救急隊員が来るまで素人ができることを行うことで
生存率に深く影響します。
この女の子もすごくいい体験ができたと思います。
その後体育館に戻り、「防災バック点検」
参加者が、持参した防災グッズを防災士の方に
点検してもらいます。
皆さん優秀で最低限必要なものは揃っているようでしたが、
いくつか、防災士の方から指摘もあり
雨のときは傘よりもポンチョの方が良い。とか、
水がないときには1枚のお皿にサランラップをかぶせて
使用すればラップだけの交換で洗わなくて済む。であるとか
アドバイスをいただきました。
ありがとうございました。
そして最後のブースは、
「防災グッズの展示」
ありました。先ほどの携帯用トイレ。
普段使用しているトイレの有難みを感じます。
今の防災グッズは、種類が豊富で
災害時もそうですが、普段も使えるものも
ありますね。
災害時に戸惑うことなく使用するために
使用してみることも大切かもしれません。
災害時用の食料も豊富で。
参加者の方に保存用のおにぎりを試食もしてもらいました。
普通に食べらるという感想でした。一年に一度防災グッズの
点検を知るときに保存食も期限を確認して、切れそうなものは
新しいものと交換して、食べてみるのも重要ですね。
このグッズ担当の方は、私も面識のある、
イシコーさんという不動産屋さんでもあり
防災グッズの委託販売もしているご夫婦でした。
今日ばったり会ってびっくり。
峰地区のためにご協力ありがとうございました。
こうして4つのブースをまわり
最後に、消防署の方から講評をいただきました。
日帰りの部は終了となり、このあと
炊き出しのアルファ米と、お味噌汁を食べたり
お泊りの方は、自分の寝床の設営。
エアーマット、段ボールベットなどの組立などを
行ないました。
非常時のことではありますが、備えあれば患いなし。
参加者の方の、災害時の心構えができ安心できる体験を
してもらえたのではないでしょうか。
こうした、災害を想定した体験ができる「場所」
をつくること。
さきほどの
無料相談会やお泊り防災訓練という居場所を考えることで
参加していただいた方が、つながることもまちづくりの上では
重要だと改めて感じました。
協力していただいたみなさん、ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。
みずもくのつぶやきを最後までご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
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