みずもくの基本仕様シリーズ第2弾・・・羊毛断熱材とは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日2月16日の日曜日の記念樹は、「ポプラ

花言葉は、「勇気」「度胸」
ヤナギ科の落葉高木です。
まっすぐな枝が、天を指すように伸びた姿が魅力です。

ということで、
今回のみずもくのつぶやきは、基本仕様シリーズ第2弾
「羊毛断熱材」です。
断熱材というと、グラスウールなどを思い浮かべる方が多いと
思いますが、様々な種類があります。
・繊維系(グラスウール、ロックウールなど)
・発泡プラスチック系(EPSやEPXなどと呼ばれ、独立した気泡にガスを閉じ込めた板状の断熱材)
・自然素材系(セルロースファイバー、羊毛断熱材など)
・現場発泡(ウレタンフォームなど)

みずもくの壁の充填断熱材、天井上の断熱材は、羊毛断熱材です。
ウールブレスという商品名が一般的です。

さらに、壁と屋根には、付加断熱を施し、断熱性能を高めています。
ここでは、なぜ羊毛断熱材なのかを述べていきたいと思います。

①なぜ、ニュージーランドで製造されているのか。
お分かりのように、当然牧羊大国であります。
地形的に、標高差と寒暖差が大きい場所が多く
羊を育てるための条件が揃っており、
さらに、他の国よりも空気を含みやすく保湿性に
優れた羊毛ができることも大きな要因です。
さらに、気候的に日本とは真逆の季節があり、
羊毛断熱材としてのポテンシャルが高温多湿の日本には
適していると思います。

②クリンプと呼ばれる縮れた羊毛には60%もの空気を含み
、その実際の羊毛を70%使用してウールブレスはつくられます。
その結果、自然素材でありながら熱伝導率は0.04W/(m・K)で
低い数値を示しています。
最終的には見えなくなるところだからこそ、安心できる自然素材を
使いたいというのが私の考えでもあります。
性能的には、吸放湿性による結露対策、防虫性、難燃性
化学物質や接着剤を使用しない健康性など、これらの性能と
正しい施工で暮らしに安全と安心をもたらします。
③また、製造する上で、一次エネルギー消費量の数値が
極端に低いことが特徴です。

原料の採取や調達、製造過程の燃料、運搬など商品が完成するまでの
エネルギー使用量のことをいいます。
自然素材である生き物からの恵みで、安全性からも環境負荷のかからない
材料でもありますし、その分二酸化炭素の排出量の削減にもなり
地球温暖化対策にも寄与することになります。

④そして、安全だからこそ施工する側にとっても住まい手にとっても
健康被害を起こさず、安心して使えるわけです。
⑤また将来に様々な生活スタイルの変化や家族構成の変化により
リフォームやリノベーションを行うケースがあります。
そんなときにも、持続的に使え、性能も担保しながら容易に施工ができる
ことも採用している理由でもあります。

これら五つのことがみずもくの基本仕様にしている理由でもあります。
だから、お客様の大切な家族と生活を守るために何が一番適切かを
考えることが重要なんです。
最後に、たくさんの断熱材が存在するわけですが
単体での性能比較ではなく、施工側がなぜそれを採用しているのかを
是非確認してください。
以上、みずもくの基本仕様シリーズ第2弾・・・羊毛断熱材とは!!でした。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。

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