無垢材にこだわる理由とは?

みずもくの水上です。みずもくだからの水曜日投稿です。
先日、峰小学校の地域協議会のメンバーとして会議に出席しました。
授業の様子を見廻り、中庭で小学生が芋ほりをしていました。
季節に合わせた子供たちへの自然体験授業、とても重要なことだと思います。
きっと大人になっても忘れないと思います。

自然といえば、当社は、無垢材での家づくりを行なっております。
なぜ、木材を使用するのか?無垢材を使用するのか?

皆さんの身の回りでは、木材でできているものはどのくらいありますか?
テーブルやいす、スプーン、お箸、床など様々あるかと思います。
では、その木材はどこからやってきて、どこで作られているか考えたことはありますか?
たぶん考えたことはほとんどないのではないかと思います。
私は、家の中で使用するものもそうですが、一番重要な住まいの木材が、
どこで育ってどこで作られているのかを、きちんと「顔が見える」
ことが重要だと思っています。
柱にしても、床材にしても、育った環境が違えば、強度や性格も違います。
人間と同じですね。
だから、その性格を理解して適材適所に使わなくてはなりません。
みずもくは、地元の八溝杉を使用します。
木材とは言え、外国の材料でもありませんし、接着で張り合わせもしていないので
無垢材と言えます。国産の無垢材ということですね。

ではなぜ国産の、さらに言えば県産の無垢材を使うのか?

私自身が生まれてから木に携わり木が好きだ。ということもありますが、
理由は3つあります。

一つは、「五感で感じるやさしさがあること」木が好きな人は、空気感で香りを感じ
触った感触、森林の風にそよぐ葉の音、木目や色艶を楽しみ癒されること。
このような理由で、無垢材に囲まれた生活を送ってほしいという思いがあります。
「木ここち良く」なりますね。

二つ目は、「地元の木は地元で使う」ということです。
その土地の気候で育ったものは、その土地で建てることが理にかなっています。
幸い、栃木の木は一年を通して暑さ寒さに耐え、非常に年輪が密で、目の詰まった
良い材料が豊富にあります。
そして、地元の山の木を使うことで、山を育て、災害を防ぐ役割を果たしてくれます。

三つ目は、「地峡環境にやさしい」ということです。
樹木は、80年前後で伐採期を迎えます。それまでたくさんの二酸化炭素をため込んでくれて
木材へ役割をかえます。これだけでも地球にやさしいのですが、さらに地元の木を使うことで
生産コスト、輸送コストなどを抑えることができ、今問題となっている石油や電気などの
エネルギー負担を少なくすることができます。やさしい材料なんです。

これら三つの理由からみずもくは、地元の無垢材を使用することを大切に考えております。
皆さんの大切な家族を守る家づくりおいては、これらの材料を適切に使用し、
エネルギーを無駄にしない「居ここち良い」快適な住まいをつくります。

みずもくのつぶやきご覧いただきありがとうございました。

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