売れる営業マンは、売らない・・・とは!!

みずもくの水上です。
今日2月18日の誕生木は「ナリヒラダケ」

花言葉は「節度」
何事も行き過ぎない、適当な程度。
いい塩梅のところの人間関係が重要ですね。

ということで、
先日SNSにもアップしましたが、
30年前の住宅営業マン時代の仲間たちと久しぶりに東京駅近くの
お店で会合がありましたので、その時に情報交換した内容を
ブログにしました。

ちょうど、旭化成ヘーベルハウスに入社したのが30年前。
みなフレッシュな新入社員でしたが、
歴史を積み上げてきた仲間たちは、

おじさんになってました(笑)
当時は130人くらいの新入社員でしたが、
今、残っているのは50人ほどのようです。
今日集まったメンバーは、20人ほどで、
半分は退職組、半分は現役で残っている組でした。
現役のメンバーは、
法人営業部、リフォーム事業部、または役員になっているものも・・・
なかなか生では聞けない本音のところの話を聞くことができました。
私も、同じ家づくりをしている工務店として興味深いものがありました。
東京でのヘーベルハウスの現状は、好調のようです。
ただ、戸建てと集合住宅では、戸建ては前年比較でやや減少。
集合住宅では、25%売り上げ増。のようです。
集合住宅が、大型化、高付加価値化していることが影響しているようで、
戸建ては、円高や材料費の高騰などの影響を受け、また、高付加価値化の流れに
おされ、頑張りつつも苦戦しているようです。
もともと、高額な価格帯のヘーベルハウスですが、普通の仕様でも
坪単価は110~120万くらいとなり、単価はトップクラス。
しかし、そう考えると我々、地場の工務店にも同じ土俵で、もしくは
土俵に上がらず勝てるチャンスもありますね。

また、リフォーム事業部の営業の同期の話によると
リフォーム事業には、2系統あり
一つは、ヘーベルハウスの顧客のリフォーム。
もう一つは、木造を含む無制限のリフォーム。
大手メーカーもそこまで広げていることに驚きましたが、
仲の良かった、無制限のリフォーム同期によると、
やはり東京でも、工務店と競合したら勝てないので
すぐ手を引くそうです。そりゃそうですよね。
鉄骨専門でやってきたものが、そう簡単にはいかない難しい分野です。
私も、栃木でヘーベルハウスの営業マンとリフォームで競合したら勝つ自信はあります(笑)
そうしてまで、大手メーカーももがいているんですね。
また、こんな話も聞きました。
ヘーベルハウスの顧客の外壁塗装のリフォームで
顧客に見積りを提出したら、高いということで、知らない業者に流れてしまった。
数年後、その塗装が剥がれ、連絡がありまた依頼を受けたそうです。
しかし下地をすべて削ってやり直しになったので、一番最初に提示した見積りの
倍近くの金額になってしまったという。
お客様に金額だけではなく、その後の安心とは何かを理解していただくことも
大切ですね。
こうして、工務店とも同じように家づくりに携わっている仲間と
話をすることができたのは、とても貴重でした。
そんな中、少子高齢化の影響で、ヘーベルハウスの空き家も増加中とのこと。
これも同じ状況なんですね。
また、今どきだなぁと感じたのは、
部下からのアルコール確認報告。
一日の仕事始めと仕事終わりにアルコール検査を行い、
部下から携帯に連絡が来るようになっているとのこと。
徹底管理しているんですね。
また、50代の営業マンだからこそ、今どき若い営業担当には
気を使い、話し方、接し方などすぐに〇〇ハラスメントと言われてしまうそうで、
逆にすぐにハラスメントと言われることに逆ハラスメントと言いたい。と
切に訴える仲間もいました(笑)
みんな苦労してるんですね。
最後に、おもしろい話を聞いたのは、
売れる営業マンは、「売らない」ということ。
言いかえれば、相談を受けたら、他メーカーも含めて
見てきて比較しては?と話したり、相談者として
広く人間的な対応をしているようで、もちろん
決して売り込みはしない。自社商品のブランドは知られていることが前提。
自分自身のブランド力で勝負していることに、なるほどと実感しました。
自社と自分のブランドを理解してもらえれば最強の強みですね。
みずもくも、そして水上淳もそうすべく努力を続けます。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

 

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