みずもくの水上です。
今日1月24日の誕生木は「ナツミカン」
花言葉は「純潔」「清純」
名前にナツと、付いてますが、ミカンと同じ冬の初めに実がなることから
不思議ではないですよね。
ということで、
今週は、地球温暖化対策のためのカーボンニュートラルを学ぶスタートから
始まりました。
なにやら、お堅い言葉で聞き飽きたという方もおられるかと思いますが、
将来の子供たちのために二酸化炭素の排出を少なくして、
自分たちのまわりの環境を守り、豊かな暮らしを実現しましょう!
ということではありますが、簡単なことではありません。
地球全体、日本、しいては自分の住んでいる地域(私は栃木県)
そして各家庭。
それぞれが意識していかないとカーボンニュートラルは実現しません。
私たちの住む栃木県でも2050年までにカーボンニュートラル実現を
目標に掲げ、様々な分野でロードマップを作成し行動し始めています。
まず、私が昨日参加したのが、
「栃木県地球温暖化防止推進委員 研修会」です。
産業、交通、家庭分野と各分野でCO₂排出削減を目指すわけですが、
我々、工務店ができるところといえば、家庭分野ですね。
この、推進員の活動も、住民へ温暖化の現状や対策の重要性の啓発や
日常生活における温室効果ガスの排出削減の調査、指導など
地域に密着した活動を、県の委嘱を得て行います。
そのために研修を受けて申し込みをして審査、委嘱、となります。
小中学校への出前授業や、行政と連携したイベントなど
2年間の委嘱で活動していきます。
現在栃木県内には99名の推進委員が活動していますので
後に続き、工務店として家庭内の省エネ分野でわかりやすく
地域住民に発信していきます。
また、本日は、宇都宮大学峰キャンパス講堂にて
「カーボンニュートラルを実現するまちづくり」
~エネルギーの地産地消のすすめかた~
と題して、講演とワークショップに参加してきました。
細かい内容は、出さないようにというお達しがありましたので
出せませんが、
第一部では、高橋若菜教授と上保裕典氏による講演でした。
海外におけるカーボンニュートラルの現状や
国内での先進的取り組みを行っている地域の紹介、
脱炭素に向けての課題や対策など、細かく話を聞くことができました。
全体的には、海外から学び、自分たちの生活している地域単位で
脱炭素の取り込みをしましょうという趣旨のないようでした。
そして、第二部では、ワークショップ。
各市ごとにテーブルに分かれ、地域内の脱炭素に向けた
課題や改善点などを意見を出し合い、最後に各テーブルごとに発表。
私は、県庁の環境課の職員さんと一緒で、その他は学生さんと一緒のテーブルでした。
私は、高気密高断熱と家庭内の省エネなど、身近なことでも
出来ることはたくさんあるという旨の意見をさせていただきました。
また、県の方は、断熱の補助金は、お金持ちにしかいきわたっていないとの発言。
学生は、寒いアパート暮らしがどうにかならないか、光熱費を削減した分で
補助してもらえる制度はないのかなど、それぞれの立場でなるほどという
意見を聞くことができました。
とても有意義な時間をいただきました。
この二日間の研修は、全く別々の窓口から参加しましたが
推進員と地域の脱炭素削減の内容は、つながっていることであり
改めて、この二つの内容を掘り下げて、行動ベースで何ができるのかを
提案実行していきたいと思います。
仕事の上では、小さなエネルギーで豊かな暮らしを実現するために
家庭内省エネの重要性を伝えていく活動をしつつ、
高気密高断熱の新築、高性能リノベーションの家づくりを
提案していきます。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。