キングダムに学ぶ第三弾!!想いを紡ぎ強くなるとは。

みずもくの水上です。
皆さんは、人とのかかわりの中で、敬意を払うことをどこまで意識していますか?
キングダムを読んでいくといくつかの他者への敬意を払う場面があります。
ストーリー前半で、のちの秦の始皇帝となる政が、義理の弟に
反乱をおこされ、主人公(信)と共に王座を奪還するために山の民に協力を頼みに行ったシーン。
400年前に秦と山の民は同盟を結んでいたが、当時の王様が変わると
山から平地で暮らし始めていた山の民への暴力が始まり、大勢の祖先が秦に痛めつけられた
歴史がある。
そんな状況の中で、協力を仰げるのが山の民しかいなかったという
厳しい状況ですね。

簡単にはいそうですかとは、ならない。
案の定、山の王から
「祖霊の怨念を鎮めるために、現秦王のそなたの首をはねねばならん」
すると政は、
「この問題は根深い。俺一人の首をはねて解決すると思うのは間違いだ」
祖先を殺された山の民へ、争いをなくすために中華統一をすると宣言をした。

そんな中、主人公の信は、
「もし、お前らが本気で死んだ奴らのことを想うのなら、奴らの見た
夢(平地で暮らしたい)を現実のものに変えてやれよ」
と発した言葉に山の王やその仲間たちも心を動かされました。
この言葉は、山の民が祖先を大切にしているということに
敬意を払っているから言える言葉で、
人の心を動かすのは、自分が大切にしてきた人や物事に敬意を払うことを
受け取ったときなんだなと。
自分だけではなくチームが物事を達成していくときにも
お互いの敬意、チーム同士の敬意、そしてそれまでにそれぞれの人が
関わってきた人たちへの敬意を払い伝えあうことがチームの強さでもあるし
その人自身の強さになるのだと。
自分の親、そのまた親、試合で戦った相手とそれを支えた人
仕事仲間とその家族。
対する人だけではなく、その関わった人たちの想いも紡いでいくことで
人の強さとなり魅力となるのかなと。

私自身も、常日頃より感謝の気持ちを忘れないと思っていますが
それは、その人への敬意を忘れず、想いをつないでいく
視点を増やしていくことが、人として強く生きていけること
ではないかと改めて心に刻んでいきたいと思います。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

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