みずもくの水上です。
本日は、自分が目指している方向性を再確認できた
一日となりました。
午前中、とちぎカーボンニュートラル実現シンポジウムに
参加してきました。
世界的に温暖化が進行して様々な災害や気候変動が
起きている中、二酸化炭素排出量に関して国単位の
目標値が示され、またその目標をもとに県単位でも
独自の目標が示されています。
我が栃木県も例外ではありません。
今年度から「栃木県カーボンニュートラル実現条例」
が施行され、2050年までに県民や事業者、行政が連携して
カーボンニュートラル目指すというもの。
カーボンニュートラルとは・・・
温室効果ガスの排出量と吸収量がが均衡することです。
地球規模の危機であるため、国、県、市、企業、個人
それぞれができることをやらなくてはならない。
特に栃木県は森林率が高く、CO2の吸収量は他県よりも
大きいはず。だからこそ先進的に地域の木材を使い家を建てること。
森林維持のために使って植え続けること。再エネ利用を促進することが、
大切だし、持続可能な地域が成り立つために県の力は必要です。
工務店としても県産材を利用し、山を育て
少ないエネルギーで豊かに暮らせる住まいづくりを
実現しなくてはなりません。
当社も、「安全で快適な性能を満たした無垢の住まいづくりを
通し家族の命を守り、寄り添い、地域の循環型社会を実践し
世の中を笑顔にします」を会社理念として
我慢をして省エネをするのではなく、楽しく自然体で
省エネを実現できるお手伝いを実践します。
そのため、当社の基本仕様に採用すべく、
高性能換気扇の説明を受けました。
ドイツのインヴェンター社の「ヴェントサン」です。
第一種換気のダクトレス全熱交換の換気扇です。
ある一定時間で給気と排気が入れ替わり空気の流れを作ります。
夏場であれば、外の暑い空気と、建物内の涼しい空気を
内部のエレメントによって中和させ、暑い空気をそのまま入れずに
温度を下げて内部に新鮮な空気を取り込みます。
冬はその逆ですね。
建物内部の見た目。
カバーを取り外したエレメント。
熱交換率は87%湿度交換率は36%と高性能。
一つのコントローラーですべての換気の風量を調整します。
簡単にカバーや、フィルターエレメントを取り外せるので掃除が
簡単です。
とはいえ、いいとこばかりとは言えません。
換気の風量を最大にしたときの運転音は、気になる人は気になるかも。
ただこれは人によって感覚が違うので、一概には言えません。
ただ、当社で基本仕様にしたのは、
将来的なリフォームなどにも対応しやすいこと。
メンテナンスが容易であること。
小屋裏空間などで勾配天井対応がしやすいこと。
これが理由です。
断熱気密がしっかりとれてこそ換気の効果が発揮されます。
新鮮な空気を常に体に取り入れて、健康で、我慢をしない
暮らしやすい家づくりを一緒に実現しましょう。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。