栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日1月22日の水曜日の記念樹は、「カンツバキ」
花言葉は「愛嬌」「謙譲」
ツバキ科の常緑低木です。
カンツバキの名前の通り、冬の寒い間、花を咲かせ続けます。
さて、昨日は福島の白河にて、学びの場へ参加しました。
『住まいるLab. in白河』です。
住まいるLab.所長でもあり
hygge(https://style-hygge.com/)
代表、渡辺一紘さんの企画です。
今回は「長持ちする家」を意識するセミナーでした。
特に、外壁部の付加断熱と通気の考え方を中心としたニッチな内容です。
講師は、旭・デュポンの井本様とStoジャパンの佐々木様です。
まず、井本さんの会社は、タイベックという名前の方が聞きなれているかと思います。
タイベックとは建物の柱の外側に貼る透湿防水シートのことです。
井本さん曰く
水分のコントロールが大切!とうこと。
壁の中に入ったら出す。また、入れないようにる。
このバランスを強調しています。
これが大きく崩れると結露が発生し、カビや腐朽菌増殖の原因になります。
そもそも、「結露」とは。
温かい空気が冷やされることで空気の中の水蒸気が縮められて水滴になることで、
よく目にするのは、窓やグラス、眼鏡、壁内や屋根裏などで、
防ぐには、適正な湿度コントロール、換気(流風)などが必要となります。
今回は、壁の中の話ですが、もちろん、この二つは重要です。
湿気をコントロールするために、通気層を設けることで、夏は通気層の上昇気流によって
湿気を逃す。冬は壁内からの湿気を逃してくれるのだが、基本湿気が動くことが大前提で
途中で止まれば結露が起きる。
ちょっとした疑問が生じました。通気層を作る場合
木材(15㎜もしくは18㎜)で隙間をつくり下地としても外壁を張るのに利用します。
個人的な意見ですが、通気層の下地(通気胴縁)を空気が流れるように施工するのは
当然ですが、湿気はどこかで溜まらないのか、もし溜まったらそこで結露が起き
木材のカビや腐朽の原因にならないのかという疑問が生まれました。
また、通気層を設けることであえて湿気を壁の中に入れることになるのでは?とも
考えました。内部からの湿気は外に出す必要は当然あります。
どの形が一番良いのか?という疑問。
このあと、当社の外壁仕上げ採用のStoの佐々木さんの説明となるわけですが、
逆に佐々木さんは木材の通気材は使用せず、EPSとベースコートと仕上げ材の浸透圧の差で
内部で発生した湿気は外に逃がし、外部の湿気はその浸透圧が逆になるので入りにくいとの説明。
だから、木材の胴縁を使わず長持ちする家ができると。
そのためには、少量の発生した結露水は透湿防水シートに水が流れる加工がしてある商品を推奨もしています。
建物の柱内部から外側のお話が中心でありましたが、
もちろんそれだけですべてが解決できるわけではありません。
内部側の気密も重要ですし、内装仕上げや空調計画、窓性能、など、快適に長持ちする家にするためには
まだまだ、考えることがあります。
みずもくの家は、高気密高断熱の高性能な家を実現するために、
壁には、自然素材の羊毛断熱材を充填し、柱の外側にEXハイパー、タイベックドレインラップ
EPS60㎜+Stoの塗り壁になるわけですが、通気胴縁は使用しません。
これは、外壁に関して
自然素材を使い地球環境に優しいこと。
湿気のコントロールがしやすいこと。
メンテナンスがしやすいこと。
そして、長持ちする家が実現できること。
が、理由でもあります。
完全はありません。不完全だから足りないところを認識して前向きに進める。
なぜその材料を使うのか、なぜその施工方法なのかを、
しっかりと見極め、お客様に寄り添っていきます。
今回の学びを、自分なりの気づきと方向性の確認ができ
みずもくの家の安心感へつなげていきます。貴重な機会をいただいた、渡辺さんありがとうございました。
ふたつの説明の後、ベースポイント代表取締役の坪野さんによる
自らホームページを作成しそのSEO対策の実体験から、
マル秘の内容の説明をしていただきました。
が、時間が押していたため、途中終了。次回にさらに最後までのヴァージョンは
おあづけとなりました。今回は導入編という感じでしょうか。
次回楽しみです。
ということで、今回のつぶやき「長持ちする家・・・とは!!」でした。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。
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最後にこちらイエココロの雑誌にも少し登場しておりますので、
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