みずもくの水上です。
今日2月21日の誕生木は「ヒイラギナンテン」
花言葉は「激情」「愛情は増すばかり」
のこぎりのような葉や花姿や果実の愛くるしい姿から
花言葉になったようですね。
ということで、
愛情や激情にぴったりの講演会に参加してきました。
群馬県太田市で工務店を経営されている
田村工業株式会社の田村 博さんです。
参加者約50名、ブランディング道場の仲間や、設計士
インテリアコーディネーター、しかも県をまたいで
たくさんの方が、参加しました。
導入では、オストコーポレーション北関東の吉田さんの
話から始まり、
現在の、住宅業界の現状の話、
大手メーカーの苦戦状況、地場工務店の台頭、
ブランディングの重要性など、改めて我々工務店の
方向性を指し示していただきました。
そんな中で、「顧客選別の徹底」が重要ということで、
田村社長の登場となりました。
導入部では、田村社長の歴史からご両親との確執、
夫婦工務店になるまでということで、
波乱万丈の御経験をされてきた経緯を伺いました。
後半で本題の「心の富裕層の家しか建てない経営」。
常に、「たいしたことはしていない」とい田村社長。
がしかし、そこには、難しいほど当たり前のことを当たり前に
行なっていることがわかりました。
・コンセプト「コミュニケーションを育む住まい」に沿った家づくりの徹底
・企業理念にブレない言動
・職人を大切にすること
・お客様を自分の懐に入れて愛情をもって接すること
・すべてを見せる。
・最大限の熱量で楽しむ
様々な事を、苦しみながらも楽しく人とのかかわり方をされています。
「愛するから愛される」
まさにこのまま、言葉となって、行動を伴っています。
言うべきことは言う。相手のために。
基本仕様や数値、デザインや間取りなどは、あくまでも手段であり
自分のものさしを持ちブレずに人と接すること、そうすることで
幸せになり、心の富裕層の家を建てることができる。
3方よしの状態になるのですね。
そして、印象に残った言葉が
「信用が信頼に変わるとき」があると。
お客様により、タイミングは異なるそうですが
それは、自社のコンセプトのステージにお客様が
理解し納得して実感して上がってきたとき。とおっしゃっていました。
簡単なことではないと思いますが、全ては、凡事徹底。
ブレずに、理念とコンセプトを追及していくこと。
人とのかかわりを大切にすることを体現されていました。
最後に、これも素直に話されていると思ったのは、
建築は、楽しいと思ったことは無いです。
それは大きな責任を伴うから。
でも幸せと感じています。
この言葉、好きです。
私もこうなれるよう精進し続けます。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。