キングダムに学ぶシリーズ第10弾・・・恩恵は全て〇〇〇へとは!!

みずもくの水上です。
いよいよ年の瀬も押し迫ってきましたね。
今年最後のご挨拶を兼ねてカレンダーを配っております。
長いこと家づくりに携わっていると、当時建築した建物に
必ず会えることが、とても楽しみで、当時を思い出します。

10年以上前のゆいの杜の建物。
まだまわりにはほとんど建物がなく、ゆいの杜も
まだ閑散としていました。
しかし年月が経ち、無垢の外壁や塗り壁もまわりになじみ
いい感じで経年変化をしています。

真岡の家は、9年くらい経ちますが、
庇をしっかり出しているため外壁の塗り壁もきれいです。
ご不在でしたが、インターホンの音に反応したワンちゃんが
吠えてお出迎えしてくれました。

こうして、毎年まわらせていただくと、数ある工務店の中から
当社を選んでいただいたことに感謝しかありません。
私は、お引き渡しをして、また次のお客様の家づくりに携わりますが
お客様は住み続けます。
打合せをしたこと、お叱りを受けたこと、そのときに学んだことを
次に活かしてここまでやってこれました。

こうした感謝を次に活かしていくということでは、やはりキングダム的には
『恩恵は全て次の者へ』という言葉でしょう。
皆さんはどの場面かわかりますか。
現秦王、政が小さいころ敵国、趙の国で人質生活をしていて
いよいよ先に秦へ逃亡していた父が次の秦の王となることが決まり
太子として秦へ逃亡するときの話ですね。
この逃亡を手伝ったのが、闇商の紫夏という女性。
紫夏からすれば、敵国の将来、王様となる人間を逃亡させることは
自分の国を裏切ることになる。
がしかし、自分自身がある人に拾われ、すくわれた生い立ちがあることから
手助けに躊躇しなかった。
そのある人が死ぬ間際に、

「恩恵は全て次の者へ。私の命も幾人かの命によって
救われてきた。
その恩を余さずお前たちに注いだつもりだ。
紫夏、お前がこの先、他人のために何かできたら
それは私にとってとても大きな意味を持つ。
どんな些細な事でもいい・・・受けた恩を次の者へ」
「フフ、そういうものだ紫夏。そうやって・・・
そうやって・・・そうやって・・・人はつながっていく」

私自身もこの言葉が痛く心に染みわたりました。
紫夏もそのことを深くかみしめて生きてきたからこそ
敵国の太子の逃亡を実行し、見事成し遂げることが
出来たのでしょう。
しかし、最後の最後で命を落としてしまいました。

この想いと行動に、政も心を打たれ
戦の無い世の中をつくるために、7つの国を
一つに統一するという偉業を、心に決め
人間の本質が光ということに少し気づき始めたのだと
思いました。

この場面は、私も漫画を読みながら号泣してしまったシーンです。
恩恵は全て次の者へ、という言葉は、とても重みがあります。
私自身、
親から受けた愛情は、子どもへ。
小さいころ地域で楽しいイベントを開催してくれたことへの感謝は、
育ててくれた地域の今の子供たちに笑顔を。
家づくりをその都度、真剣にそして楽しく勉強させてもらった
お客様への感謝は、いつまでも困った時に連絡して駆けつけることが
できる会社であり続けること。
そして良い経験、失敗した点を、次のお客さまへ活かし続けること。
そういうみずもくであり続けます。
「恩恵は全て次の者へ」でした。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

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