木材シリーズ1「塩地」ってどんな木?

みずもくの水上です。
作業場の移転も佳境になり、職人さんにも手伝っていただき、
だいぶ木材の運搬が進みました。
使用する可能性が低い木材は、みずもくウッドベースへ運びました。

近隣の方から、少し離れた方まで皆さん利用して
いただいております。
そんな中で、今では高額な木材を発見。
「塩地」(しおじ)です。

塩地は、関東から西に分布して、庭木としても使用されてきましたが、
今では、その数も激減している状況です。
似ている木材としては、「タモ」ですね。
皆さんは、こちらの方が知っているかもしれません。
ヤチダモ、アオダモなどバットに利用されたり、
タモの集成材として、カウンターの天板などにも使われている
木材ですね。
こちらは、関東から北に分布していることが多いです。
塩地は、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹で成長はやや早く、
10メートルから35メートルくらいまで成長します。
木目は、直通で木肌はやや粗い。
ケヤキや桜のような重さがあるが、加工はしやすい。
塗装をしても、黒くならず、硬質で弾力性があるため、
家づくりにおいては、窓枠や手摺、装飾材として使用されてきました。
産出量が減ってきているので、フロアーなど床材として大量に
使用されることはありません。
これが、まあまあな量のストックがありました。
これからの家づくりでポイントとなるところには、
是非使っていきたい木材です。
美しい木目を味わってほしいですね。
ただ、タモとは違うので、見分けが一見つかないところもあり
木質の色の違いを見極めて、違いがわかる男に近づきたいと
思います。
やっぱり木は、いいですね!

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

おすすめの記事

アーカイブ一覧

PAGE TOP