而今(にこん)・・・とは!!

みずもくの水上です。
早速ですが、「而今」(にこん)という言葉をご存じでしょうか。
(じこん)と読むケースもあるようですが、仏教用語での(にこん)
を使用したいと思います。
意味は、「このいま」。
日付があるわけでもなく、時間の中にあるわけでもなく
時間はこのいまのなかにあることを意味しています。
だから、いつも而今なんですね。
昨日と明日に挟まれた今日を見落としがちです。
時間の中に生きているのではなく、自分自身の中に
時間が生きているということを理解して、
而今に生きる人になりたいです。
ということでそんな生き方をしている素敵な方。
「IECOCORO」23年冬号に掲載されました。

達人に聞くシリーズ。

(有)オストコーポレーションの吉田さん企画の
インタビュー形式の記事です。
登場者は、バーンストーン(株)の坂本 静和社長。

なぜ取り上げさせていただいたかといいますと
私が紹介させていただいたからです。
やはりご紹介したいと・・・
坂本さんと出会ったのは、9年前くらいでしょうか。
ちょうどバーンストンさんに入社したころですね。
PTAの役員同士で、学校は違いましたが宇都宮市のPTA連合会
の委員会のメンバーでいした。
その時は、仕事の話はそれほどしませんでしたが、
大谷石を加工する会社に勤めていると。
バーンストーンさんは、当社の仕事上、工務店ということもあり
大谷石を使用する機会もありましたので
坂本さんが入社する前から仕事上のお付き合いはありました。
そんなことで、その後も知り合ったことで仕事の依頼もさせていただいたことを
思い出します。
そしていつの間にか、代表取締役に。
大谷石業界は、厳しい状況が続いていますがあえて、
女性社長として何足ものわらじを履く決意。すばらしいです!
ちなみに記事にも書かれていますが、大谷石は、栃木県の大谷地区でしか
とれないようで、限られた資源ということで、あと20年くらいの採掘量ではという
人もいるようです。
ただ、大谷石の加工を行う会社は、採掘する会社より少なく唯一の1社で頑張られているようです。
そして、若い女性としての感覚を生かして、自宅の庭にある大谷石の蔵を改装して
念願だった、カフェ「キジハジメテナク」をオープンされました。
大谷石の照明器具をメーカーとコラボして製作したりと
大谷石を加工して身近に感じてもらいたいという想いが行動になったんですね。
大谷石というと耐火性があり加工がしやすということで、外塀に使われることが多かったのですが
最近は、内装や雑貨、照明など多岐にわたる商品があります。
また地域としても大谷地区を中心に宇都宮市協働で街中でフェスなどを開催して盛り上げています。
当社の家づくりも自然素材を多用していますので、大谷石の可能性を引き出して
大切に使い続け、後世に残していきたいですね。
坂本社長から改めて大谷石への熱い想いを聞き、是非今後とも
活躍を期待して一緒に業界を盛り上げていきたいですね。
吉田さんのポイントを抑えた問いかけ、インタビューの内容、さすがです。
ありがとうございました。
冒頭の「而今」。
改めて坂本社長が、この今を丁寧に生きる「而今」に生きる人だと実感しました。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

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