大恩は報ぜず・・・とは!!

みずもくの水上です。
今日は、お盆の始まり「迎え盆」ですね。
みなさんも様々な形でご先祖様とのつながりを感じているかと思います。

私は、昨日迎え盆の前日にはなりますが、
妻の実家の東京都足立区へお墓参りに行きました。
7年前に義理の母が亡くな、コロナ禍もあり4年ぶりに東京へ
お墓参りをすることができました。
妻を遠く離れた栃木に嫁に出し、なにかと気にかけてもらい
心配もお掛けしました。
学生の頃から妻と出会っていたので、お義母様とも長いお付き合いでした。
なかなかお参りできずに申し訳ございませんでした。息子もようやく連れてくることができて、
小学校6年から高校1年へと成長し、義理の父も驚いていました。

そして今日は、私の先祖様のお墓参り。迎え盆ということで
たくさんの方が、いらっしゃいました。
年3回、お彼岸とお盆に参りますが、今回は初めての迎え盆。
いつもは送り盆に来ていました。
私が長男ということもあり、お墓を守っていく立場ではありますが、
両親は健在で、私が知っているのは祖母の思い出です。
母も自営業の家業を手伝っていたので、小さい頃に育ててもらったのは
祖母でした。
学校から帰ってくると、おやつを食べさせてくれたり、一緒に買い物に行ったり、
妹が生まれると、5歳から15歳までは祖母の部屋で寝ていました。
時代劇をいつも見ていておかげで、だいぶ詳しくなりました。
また、朝と夕方、必ずお経を読むのでその声と線香の香りが今でも
脳裏に焼き付いています。
何かというと、体を心配してくれて、お小遣いも甘えていました。
育ててもらった想いは、年月とともに薄れていきがちですが、
今の自分があるのも、「おかげ様」です。感謝です。
こうしたことを日々の生活に追われ思い出せる場が、お盆の時期でもあります。
こうして想いが次の世代へとつながっていくのですね。

お墓参りで、ご先祖様に想いや感謝を伝えることはできますが、
健在である父や母には、直接伝えられる。
当たり前のように接してくれたことが実はそうではないこと。
「有難いこと」であり、ありがとう。なんだと。
親の愛に甘えて迷惑ばかりかけてきて
本当に申し訳なく、少しづつ恩返ししていきます。
自分が親になり、初めてわかる子供への無償の愛情。
ありがとうございます。

大恩は報ぜず
という言葉があります。
小さな恩にはすぐに気づくのに、深くて大きな恩は受けても
大きすぎて気づかず、恩返しをしないこと。また気づかないでいること。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

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