みずもくの水上です。
先日もブログに書きましたが、大学時代のアメフトサークルの友人からの
依頼で、義理の父の別荘の将来の利用方法の相談を受け、現地確認に行きました。
場所は、那須塩原市の高阿津という本当に森の中。ポツンと一軒家でした。
相談者のI君も来てくれて、電気、浄化槽、ガスは揃っているが、水だけ共同ポンプが
使えなくなり、井戸を掘って水が出るかを確認するため、設備屋さんと井戸業者を
呼んで確認しました。
その前に、I君と会った時、すぐにわかりましたが、30年ぶりに再会したので
さすがに見た目は、お互いに変わっていました(笑)
当時の写真が残っていたので、お互いに見て、懐かしんでいました。
その時の写真がこれですね↓
右上が私。左の27番がI君。思い出の1枚。
そんな懐かしい話もしながら、現地に行きましたが、
近づくにつれ、不安になるほどの深い森の中でした。
こんな感じ。
そして、ポツンと平屋の建物があり、周りは一軒も家がありませんでした。
昔、別荘として売りに出されましたが、買い手がつかず建物も建って
いない感じでした。
ただ、さすが夏でも涼しく、静かで、空気が新鮮でした。
内部も25年とは思えないほど、維持管理がされているようでした。
でも、さすがに冬の厳しさからか、クロスの剥がれが目立ちます。
床下や、壁の状況からみて、断熱・気密性が低いのだろうと
確認できました。もちろんサッシも普通のペアガラスですね。
今では、考えられないかもしれませんが、当時は普通に施工されていましたね。
I君は、将来ここに住みたいと考えているようで、どうしららいいのかと。
相談でしたが、住むのであれば、ある程度スケルトンにして断熱工事を
行ない、サッシなども入れ替え、雨漏りなどを確認し修繕して、
リノベーションを行うことを提案しました。
まずは、井戸から水が出て生活ができるようにならないと
話にならないので、見積もりを提出して、今後のことを決めていくという
事になりました。
このような話を相談してもらえることが、ありがたいと思いました。
I君が先月に東京で当時のアメフトサークルの仲間との飲み会に参加した時に
(私は参加できませんでしたが)飲み会に同じく参加していた仲間から
私が栃木で工務店を経営していることを聞いて連絡をしたと。
多分、当時の私の印象が悪ければ、連絡がなかったかもと。
そう考えると、当たり前ではない「縁」を感じます。
当時に出会ったから、今、思い出して会うことができる。
紹介してくれた仲間の存在も大きい。
やはり、普段の家づくり、暮らしに寄り添うことを真面目に
取り組み、人に伝えていくことは、とても重要な事だと
改めて感じました。
「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)
どこにいても、そこが道場であり、
人間の行動は、どんな仕事でも、丁寧に行うことで、
一生懸命にやるべきことをおこなっていれば、
良縁がもたらせられる。
それを実行していくことで「良縁スパイラル」が
おこると信じて。
見ている人は必ず見ていてくれる。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。