栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日7月13日の日曜日の記念樹は、「リョウブ」
花言葉は、「あふれる思い」
リョウブ科リョウブ属の落葉高木です。
環境の良い場所のリョウブは、茶褐色の幹が美しく
サルスベリのように鹿の子状にはげ落ちた模様が楽しめます。
ということで、
今日の無垢材講座は「ムクノキ」
聞きなれないですかね。
「椋木」とも書きます。
落葉高木で、ケヤキやエノキの仲間です。
荒々しい感じの巨木に成長します。
何を隠そう、自分の子どもに「椋」の字を使いました。
どうしても木の名前を入れたかったんです。
この木の特徴を調べるほどこの木しかないと思いました。
まずは一般的なところから・・・
葉っぱは、ギザギザしていて、葉の裏側は、ザラザラしているのが
特徴です。
葉を乾燥させると、トクサと同じように紙ヤスリ代わりになり、
家具や象牙、べっ甲、漆器の木地を研磨するのにもつかわれてきました。
また、秋には、1㎝ほどの果実ができ、果肉に水分を含んでいて
椋鳥はもちろん、ヒヨドリ、キジバト、メジロなど多数の鳥が
集まり、タヌキなどもよく食べます。
ムクノキの果実は、その甘味から、干し柿やブドウに例えられ
熟した果実は、くすんだ黒紫色。
これを表わす「椋実色(むくみいろ)」という名もあるくらいです。
木材としても、
黄褐色の心材は、硬くて丈夫で、かつては、建築、造船(丸木舟)、
斧の柄、天秤棒、餅つきの杵などに使われてきました。
今でも、硬さと加工のしやすさ、木目の美しさから
ダイニングテーブルなどに使用されています。
木目がケヤキのようなはっきりとした濃淡があります。
さらに樹木としても、
病害虫に強く、成長も早く、根が深くまで張るため
強風に耐える。このため、防風用の樹木としても優れています。
こうした特徴や性質を知ることで
自分の子どもにもこのような生き方をしてほしいと想いが固まりました。
先週の日曜日が息子の18歳の誕生日でしたが、
当時を思い返すと、18年前に生まれて数日前から悩んだ末、
「椋」という漢字を使い、「りょう」と読むことから
名前が完成しました。
妻に伝えて快く承諾してくれたことをつい最近のように思い出します。
ムクノキのように、葉は、ヤスリとして役立ち、
実は、鳥や野生動物の生きるための糧に、
樹木は、大木となり家を守り、
幹は、建築用材として、また木材としてテーブルなどになる。
大きな木となったムクノキのように、
人の役に立ち、頼られ、助け、家族を守れる優しい大人になってほしいと願いを込めて・・・
追伸 18年前に庭に植えた「ムクノキ」は、もう大きくなりすぎて
剪定をしながら成長し続けています(汗
以上、みずもく無垢材講座第11弾・・・ムクノキのポテンシャルとは!!でした。
みずもくのつぶやきを最後までご覧いただきありがとうございました。
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