栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日2月9日の日曜日の記念樹は、「ゴヨウマツ」
花言葉は「不老長寿」「向上心」
マツ科の針葉高木です。
盆栽としてもよく利用され、その名は、針状の葉が5本束生していることから
名がつけられました。
ということで、
今回のつぶやきは、見えているところと見えていないところが常にあること。
ここをどう感じとるか。です。
昨日、今年の11月に異業種交流会「宇都宮青友クラブ」50周年記念事業で
会場として使用したい場所の下見に今年度会長と副会長、私の3人で行きました。
まだ使えるかどうかわかりませんが、イメージを膨らませるためです。
場所はと言うと
鹿沼市粟野の廃校「旧粟野中学校」
裏山を背景に趣のある校舎です。
昭和24年に開校。今から76年前です。
平成15年に閉校になってからは、
木造二階建て校舎は、国の登録有形文化財にしてされており
映画やドラマのロケや、ギャラリーなどにも使用されることもあり、
大切に保存されています。
校庭も広く、たくさんの生徒が、スポーツをしたり、遊んだり、
運動会をしたり、部活動をしたり、たくさんの思い出があったことを
想像させます。
体育館もきれいな状態で残っています。
外からのぞいた感じでも、時が止まったかのようです。
校舎の裏側に回ってみると、当時の自転車置き場や
特別教室、トイレなど今もそのまま存在しています。
こうした、現状を見てさらに想像が膨らみました。
我々が開催したいイベントにはイメージが合致しすぎているくらいで、
自分たちも会員同士の交流を深め、ブース出店などを通じて改めてお互いを知る。
子供たちの将来のための学びの場として、親子の交流の場としても
すばらしいロケーションでした。
そとから確認できるところだけ見させていただきましたが、
校舎内は木造ということもあり、廊下や窓が木材でできており
想像するだけでワクワクする場所だろうと胸が高まりました。
自分自身も、中学校を卒業して何十年にもなりますが、
この学校を目で見えるところだけを見ただけで、その当時の
生徒の遊んでいたであろう動線や登校する姿、机に向かって
勉強や給食を食べる姿を思い返すことができました。
閉校になってからも、地域の住民の声や卒業生の尽力で
綺麗な姿で残っており、おそらく維持するためにたくさんの人が
定期的に掃除をしたりメンテナンスをしたりしているのだろうと
見えていないところの想像を掻き立てられます。
こうした経験をして、ふと思うのは、
「見えているところ」は、人生の中でほんの一握りのことかもしれなくて
自分自身、五感で感じながら毎日を過ごすわけですが、その感じたことは
「見えていないところで」誰かが動いてくれている結果が現れているのではないか。
その想像をして感じること感謝することは、もっと意識していいかもしれません。
家づくりにおいても、お客様からしたら、見えているところよりも
見えていないところの方が断然多い。
そして、その見えていないところの、心遣いや、施工のこだわり、
当たり前の様で当たり前ではない、快適に住んでもらうための追及など
見えていないところに実は真実があるのかもしれません。
私自身も、自分の力だけで育って生きてきたかのような
勘違いをすることがありますが、祖父母の想いや両親のおかげで
こうして生きている。子供の頃は、当たり前ですが親の行動が見えていません。
親の立場になり、わかることも多いですが、
現実として「見えているところ」は、そのままを感じ、
背景にはたくさんの「見えていないところ」によって支えられていると
感じることができる人でありたいと思います。
以上。「見えているところ見えていないところ・・・とは!!」でした。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
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