みずもくの水上です。
今日は、不動産屋さんのイシコーさんと打合せをしました。
先日の相談いただいた戸祭の中古住宅のリノベーション案を
提案しました。
図面と模型でご説明。やはり模型はわかりやすいですね。

不動産屋さんが、中古住宅の可能性を把握し
工務店側で、その可能性を具現化する。
そのエリアに住みたい人に新築とリノベーションの提案をする。
お互いがその強みを発揮して新しい形を作る。
とても楽しい打合せでした。
が、やはり問題となってくるのは、資金のはなし。
ローンを組む際に、銀行がどこまで担保で見てくれるのか
土地と建物込みでの融資で、土地の実行を先におこなってくれるのか
など中古住宅ならではの乗り越えなければならない点も
意見を出し合いました。
一般的に、不動産屋さんは、土地の売買か建物の賃貸などを主として
経営をすることが多いですが、イシコーさんは、中古住宅を自社物件として抱え
リノベーションも視野に入れているところが素晴らしい。
また、私たちも作り手として、新築住宅ではない選択肢として
提案することができる。
それぞれの想いがつながり、それぞれの強みが武器になる。
通常この戸祭の物件は、土地60坪、建物20坪で約1300万円ほど。
解体して、新築住宅2階建て30坪を建築するとなると、
土地購入、解体、建物新築で、総額4500万円前後の金額になると思います。
そこをスケルトンリノベーションで断熱や耐震などの性能を確保して検討してみると
土地購入とリノベーション費用で、おおよそ3500万円前後になります。
（内容によって金額は変動します）
ただ、確実にコストは押さえられますので、選択肢としての検討の余地はあります。
不動産屋さんの土地売買のノウハウと工務店の施工力、相まみえることが
少ないこの業種同士が、想いを共感し、その想いを共有するすることで、
何か新しい化学反応が生まれそうな予感です。
乗り越える課題はありますが、ニッチなところを進めることに感謝です。
今後は、ぞれぞれで、この土地建物を活用して住みたいというお客様を
探していきます。お互いフォローしながらですね。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。