みずもくの水上です。
作業場の移転も佳境になり、職人さんにも手伝っていただき、
だいぶ木材の運搬が進みました。
使用する可能性が低い木材は、みずもくウッドベースへ運びました。
近隣の方から、少し離れた方まで皆さん利用して
いただいております。
そんな中で、今では高額な木材を発見。
「塩地」(しおじ)です。
塩地は、関東から西に分布して、庭木としても使用されてきましたが、
今では、その数も激減している状況です。
似ている木材としては、「タモ」ですね。
皆さんは、こちらの方が知っているかもしれません。
ヤチダモ、アオダモなどバットに利用されたり、
タモの集成材として、カウンターの天板などにも使われている
木材ですね。
こちらは、関東から北に分布していることが多いです。
塩地は、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹で成長はやや早く、
10メートルから35メートルくらいまで成長します。
木目は、直通で木肌はやや粗い。
ケヤキや桜のような重さがあるが、加工はしやすい。
塗装をしても、黒くならず、硬質で弾力性があるため、
家づくりにおいては、窓枠や手摺、装飾材として使用されてきました。
産出量が減ってきているので、フロアーなど床材として大量に
使用されることはありません。
これが、まあまあな量のストックがありました。
これからの家づくりでポイントとなるところには、
是非使っていきたい木材です。
美しい木目を味わってほしいですね。
ただ、タモとは違うので、見分けが一見つかないところもあり
木質の色の違いを見極めて、違いがわかる男に近づきたいと
思います。
やっぱり木は、いいですね!
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。