子供部屋ってそもそも!!

みずもくの水上です。
クリスマスも終わりこれからはお正月モードですね。
フラワーアートKARINさんから、
『かんなくず しめ縄飾り』をいただきました。
見た目もきれいで、香りもする唯一無二のしめ飾り素敵です!

ということで、OBのお客様のあいさつ回りをしている中で
子供部屋のご相談をいただくことが増えましたので、
私の思うところを書きたいと思います。
新築時、お子さんが中学生以上の場合は、初めから個室を
計画されますが、小学生以下の場合、ある程度広くしておいて
将来に間仕切りをするように計画することが多いですね。
なかなか将来のことまで思い描くことができず
自由に変更できるように考えるわけです。
その場合、考えなくてはいけないことは
・エアコンの位置をどうするか⇒机やベッドの配置によっては直接風が当たってしまう。
・スイッチやコンセントの位置⇒これも動線や家具レイアウトによります。
・カーテンレールはどうするか⇒窓との絡みで間仕切ったときにレールが当たらないか
など考えるわけです。

が、いざ数年後、子供が個室が欲しい!ということで
間仕切りを検討するときに、新築時と違う考えが生まれてきます。
間仕切り方をどうするのか。
①完全に壁をつくり、クロスを貼る(費用大、音小、将来変更難)
②収納などで間仕切る(費用大、音小、将来変更やり方による)
③ランバー材などパネルでふさぐ(費用中、音中、将来変更易)
④カーテン、ロールスクリーン(費用小、音大、将来変更易)
などなどがあります。
悩むところは、当初の考えていた子供の予定人数や性別などが違う場合や
どの段階の年齢で個室を欲しがるのか、個性なども考えると
とても個人差があることです。
小さいときは、リビングなど家族の目の届く範囲で勉強することが多いですし
そもそも個室が必要なのかさえ感じてしまうかもしれません。

私の家では、個室という概念がなくて、息子は15歳ですが、
納戸1坪を勉強部屋にしております。勉強するときに向かい
それ以外はリビングでYouTube、寝るときには家族一緒。
という生活パータンごとに部屋を変えるスタイルです。
個室が欲しいのかもしれませんが、それだけが選択肢ではありません。

「子供部屋は何をするところなのか」をよく考え、
ハード面(間仕切り方)を考えるだけではなく、子供が使用しなくなった先のことも
考えて検討すべきですね。趣味の部屋にしたいのか、〇〇教室を開きたいのか、
もしくは、夫婦のそれぞれの部屋にするのか。など。
そして、高性能な家であればあるほど、子供部屋にエアコンが必要なのか
を考えますし、長期間にわたり変化に対応しながら住み続けることが
できるのです。
根本から考え直す必要が出てくるかもしれません。

『子供部屋ってそもそも何なのか?』
私は、親から子供への願いを、形にして整えてあげるものだと思いますし、
親側の将来計画に大きく左右する空間だと思います。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうござました。

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