栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日1月29日の水曜日の記念樹は、「タチカンツバキ」
花言葉は、「申し分のない愛らしさ」
ツバキ科の常緑高木です。
寒い冬の間は、ほとんど蕾のままじっと耐えている中で、
サザンカの後、鮮やかな赤い花を咲かせてくれるのが魅力です。
早くも1月最後のつぶやきとなりました。
まだまだ、寒い日が続きます。みなさん体調管理しっかりして
冬を乗り切りましょう。
そんな中、12月に受験しました環境省認定の公的資格
「うちエコ診断士」に合格しました。
家庭内のカーボンニュートラルを相談者と共に寄り添い
現状把握から問題解決のアドバイスを行うことが主な役割です。
十分な勉強時間が取れませんでしたが、実務を行いつつ、
これからの学びと経験で練度をあげていきます。
ということで、
みずもくのつぶやきは、
無垢材講座第8弾「桜」のポテンシャルとは!!です。
皆さん、「桜」というと
今から、待ち遠しいかもしれませんが、お花見でもおなじみの
「ソメイヨシノ」ですよね。
しかし、建築の面からすると、使用するのが難しいのです。
樹種的に加工がしにくく、主に観賞用として存在しているため
数が少ないからでもあります。
そして、
こちら、「本桜」「真桜」とも言われる本物の桜。
総称的に、昔から日本各地で野生で育った桜は
「ヤマザクラ」とも言われ、本桜と同じ意味を持ちます。
建築用での入手となると、こちらも手に入れるのが難しくなってきています。
なので、建築用となると、ほとんどが「カバザクラ」「西南サクラ」
など桜の風合いに近い材種のものが一般的に出回っています。
流通しているカバザクラや西南サクラは中国原産の白樺の仲間が
ポピュラーで安価です。(中には国産のカバ桜もありますが少量です)
また、アメリカ産の桜は「チェリー」と呼ばれ輸入されています。
ここでは、「ヤマザクラ」の特徴を見ていきたいと思います。
主に、家具や美術品に活用されてきた歴史があります。
これには桜、特有の特徴があるからです。
・まずは木目
中心部分と外側部分とでは顕著な色の違いがあります。
・肌ざわり
桜の断面は、水分や栄養分を運ぶ道管が細いことから
滑らかで心地良い手触りとなります。
・経年変化
年数が経過すると、徐々に外側の淡い部分は、褐色に近い色に
変わっていきますが、濃くはならず落ち着いた雰囲気で楽しむことができます。
・耐久性
道管が細いことから、広葉樹の中でも、密度が高く
水分や汚れがしみ込みにくい材でもあります。
もちろん硬さも備えていることになりますね。
このような特徴から「サクラ」類は、住宅において
特に床材として重宝されています。
先ほど述べましたように、密度が高く耐久性があり
デザイン的にも心材と辺材の異なる表情で楽しむことができ
さらに加工性も良いなどの理由で床材にも適しているのでしょう。
水回りに桜材を利用してみるのもいいと思います。
その他の用途としては、
楽器や高級家具などでも人気です。
こちらは、ヤマザクラのテーブルです。
風合いがなんとも優しく高級感があります。
こちらも、ヤマザクラのダイニングテーブルセット。
座り心地、手触りが良さそうです。
今回、お伝えしたように、
桜と言っても、様々な種類があり、それによって金額も大きく変わります。
使用する用途、箇所、価格などを確認して、相談してください。
非常に、人気のある「桜」。
知れば知るほど、使いたくなりますね。
以上、みずもく無垢材講座「桜」のポテンシャルとは!!でした。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
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