暮らしのカビ対策・・・とは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日10月6日の日曜日の誕生木は「ヒメリンゴ」

花言葉は、「名声」「誘惑」「選ばれた恋」「永久の幸せ」
バラ科の落葉樹で、鉢植えや庭植えで親しまれています。

さて、秋の味覚さながら、気温も下がり気持ちの良い季節になってきましたが、
人間が気持ちが良いということは、細菌類などにも繁殖しやすい環境です。
今回は、お客様からカビの発生のお問い合わせがありましたので、
その内容をつぶやきます。

これは、なんだと思いますか?

そう、タタミですね。

お客様によりますと、家を空ける機会があり、窓の戸締りをして外出。
帰ってみるとカビが・・・・・

まず、カビの発生原因は、と言いますと、
「温度」「湿度(水分)」「栄養素」「酸素」
この原因は、どこかでも同じようなことを聞いたような。
そう、木材の腐朽やシロアリ発生の原因に似ています。
要は、先ほど述べましたように他の細菌類もこの時期は生育しやすい時期でもあります。

話を戻してカビがとくに活発なのが、温度は25℃~30℃前後、湿度は70%以上、
そして、ホコリや汚れなどの栄養分があることが揃うと発生しやすくなります。

家という密閉された空間の中で特に気を付けるべき箇所は、
・浴室、洗面、キッチン、トイレ、洗濯機などの水回り
・押し入れやクローゼットなどの密閉空間
・エアコンや換気扇
・窓廻りの結露部分 etc.

対策として一般的には
・栄養分を残さないための、こまめな掃除
・換気を十分に行う
・家具を隙間を開けて置く
・除湿剤を使う etc.

ですが、発生してしまった時はどうするのか?
アルコール除菌が比較的手軽な方法です。
注意点としては、アルコール濃度の確認です!!
市販のアルコールの濃度は、40%~55%です。
これでももちろんいいのですが、
消毒を兼ねてのアルコール使用では70%~80%くらいの
濃度が必要です。
ただし、100%アルコールや無水エタノールは
決してそのまま使用してはいけません。薄めることが絶対です。
また、使い方としても直接スプレーなどはせず、布にしみこませてから
使用すること。スプレーはカビの胞子が飛散してしまいます。
場所ごとの詳しい仕様例は、各箇所により違いますので
ネットなどでもご確認ください。
それでも落ちないときには、かかりつけ工務店にご相談ください。
もちろんみずもくでもご対応させていただきます。

最後に素朴な疑問!
「自然素材の家には、カビが生えないのか?」
端的に言って、カビは生えます。
それはなぜか?・・・
上記述べた、条件が揃うえば、同じことが起こりえるからです。
ただ、無垢材や珪藻土などの自然素材を使用することにより
湿気は抑えることができますので、生えにくくはできます。
重要なのは、適切な換気と建物の内と外の温度差を無くし
結露などの水分の発生を防ぐこと。そして掃除が大切です。
家づくりの上でも
調湿性のある材料を使用し、断熱気密をしっかりしているのか。
無垢材使用の際は、人工乾燥か天然乾燥かがありますが、
乾燥期間やその理由、含水率が適正な数値になっているかが重要です。
そして、窓も大切です。最近ではトリプルサッシも増え(当社でも標準)
はじめていますが、既存住宅において内窓設置も有効です。
これらを踏まえていただき今日のつぶやきが、
ご家族の健康を守る家づくりや毎日の暮らしを
快適に過ごすための参考になれば幸いです。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。

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