泣いて馬謖が斬られる・・・とは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日9月11日の水曜日の誕生木は「クリ」

花言葉は、「贅沢」「私に対して公平であれ」
日本を代表とする樹木で、ブナ科の落葉広葉樹です。

さて、本日は、栃木県温暖化防止活動推進員の育成講座に参加してきました。

推進員としての小学校への訪問講座の実施方法や、環境省が主管の
うちエコ診断の実施方法、実際に活動している推進員の事例紹介など
より、実践的な内容でした。

最後の質疑の中では、
参加者の中には、自分の個人的な意見を、正しいと思い込みすぎて
考えを押し付けてしまうやり取りもありました。
全体が見えず、自分が正しいと思い込み、行動してしまうと
足元をすくわれるかもしれません。
そういったことも感じたので、
今日のタイトル、「泣いて馬謖が斬られる」としたわけですが、
正確には、皆さんご存じの通り
「泣いて馬謖を斬る」です。
中国の三国時代の蜀の軍師、諸葛孔明の言動の格言です。
手塩にかけて育ててきた優秀な部下、馬謖が、初めての
戦で大将に命じ、自分を過信しすぎて戦に敗れてしまったことで、
諸葛孔明が泣く泣く馬謖を斬ったことから、
どんなに可愛がっていたものでも、自分勝手な過ちを犯したら
処罰しなくてはだめという、組織内のルールの厳しさを示したものです。
私は、馬謖側にフォーカスすると、その戦いは、すでに亡くなっている蜀の皇帝「劉備玄徳」が
果たせなかった念願の漢室再興を捨て身で魏国に戦争を仕掛ける最初の戦いだったこと。
街亭の戦いと言われていますが、街亭という山と狭い道のある場所で、
普通の考えであれば、狭い道に陣を張り多くの軍勢が来ても通れないので
少ない守りで対応できる利点を生かすのですが、馬謖は自分の力を過信して
山の上に陣を張り、敵が来たらすぐに下りて迎撃するという稚拙な考えで
対応してしまい、案の定、山は囲まれ食料と水不足で戦に敗れるというありえない負け方を
してしまいました。
部下の制止のアドバイスも聞かずに断行したことが、一番の要因です。
やはり、聞くところは聞き冷静に判断することが必要でした。

そんなことを察してか、
夕方、現代の諸葛孔明こと麦わらの軍師が、来訪。
近況やホームページの重要性、不安からの悩みの解決、いつも有難くアドバイスいただきます。
また、宇都宮市の市議会議員さんへのレクチャーなどの相談もさせていただき
その場で、電話で議員さんへの段取り依頼を対応させていただきました。

こうして考えてみると、
自分の考えだけでは、決定できないほど情報があふれている
世の中だからこそ、馬謖のようにならないように、
自分のことを過信せず、アドバイスを素直に聞くことを
心掛ける必要がまだまだあると認識しました。
ということで、「泣いて馬謖が斬られる・・・とは!!」でした。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。

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