みずもくの水上です。
暖かい陽気になり、冬を越した木々も芽吹いてきました。
こちらは、15年前に息子が生まれたときに庭に植樹した
ムクノキ「椋木」。この木から名前を付けました。
今年も新たに芽吹いて身を付けてくれることでしょう。
新年度が始まり、様々な総会が行われる中、
昨日、会員として出席した「NPO法人 森と家を結ぶ会」の
総会があり、総会前の会員研修で、新建ハウジングの三浦社長の
講演を聞きました。
家づくりを計画する上で、エンドユーザーの方の負担も
大変な時代になってきましたと。
大手メーカーの受注も冷え込み、住宅展示場への来場も回復はしてきたが
将来的に厳しいエリアが増えてくるというお話でした。
そのために、小さな工務店の戦略が重要であると。
そのためには、たくさんの商品や仕様がある中で、一つを選んで
推薦すること。それ以外は販売しない。という「推薦主義」が大切であるとの
お話でした。
新築住宅に代わる選択肢の提案もそのひとつで、
中古住宅の高性能リノベで保証や資金計画、建物診断など
ワンストップな提案も確実に必要になってくるでしょう。
このネット時代に情報があふれ、お客様も何がいいのかわからず
さまよい続ける中、小さな工務店が、省エネや暮らしやすさ、デザインなど
勉強して特色をきちんと伝えられることも必要だし、
ニッチでメジャーにならないといけないと力強くお話しいただきました。
この話って、どこかで聞いたような・・・
そうまさに、今、目指しているところが、そうなんです。
麦わらの軍師さんからの教えそのものでありました。
小さな工務店が、きちんとブランディングをして、
迷わないためのものさしを持つこと。
理念やコンセプト、スローガン。
そして、それを実現するための基本仕様を持ち、
武器であるホームページやSNS,雑誌などの
媒介で発信する。
その内容を見て、相談したいと思う人との出会いが
スタートであると。
それだけではダメなんです。
性能を数値化して
光熱費のシュミレーションをしたり
住まいここちのデータなどを計測して蓄積したり
ずっと続くことなんだと思います。
人がやらないことをやる。人よりうまくなる。
ニッチでメジャーになるには大切な要素なんですね。
お客様と顔が見えて会話が生まれる家づくりを
一緒に寄り添い歩んでいきたいです。
「木ここち良く 居ここち良い」
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。