修行の始まり・・・とは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。

今日7月6日の日曜日の記念樹は、「スグリ」

花言葉は「私はあなたを喜ばせる」
ユキノシタ科スグリ属の落葉低木です。
果実は6~7月に収穫でき、生食のほか、ジャムや果実酒に利用されます。

ということで、今回のつぶやきは、
「修行の始まり・・・とは!!」ですが、
修行と言っても、お寺などに籠るわけではありません。
久しぶりの蕎麦打ちのお話。

私は、蕎麦打ちが趣味で、私の身近な人やお世話になった人に
お蕎麦を振舞って喜んでもらいたい。
今日の花言葉、そのままです(笑)
そばを食べるのが、小さな時から好きで、まさか蕎麦打ちを
することになるとは思っていませんでした。
これも人とのご縁で、お誘いいただき始めることができました。
そうして始めた蕎麦打ちも、8年目。
毎年、自分の蕎麦打ちの技術を磨く意味でも技能検定を受けてきました。
昨年、五段に合格し、いよいよ今年は六段の検定があります。
11月です。
この検定を受けるにあたり、
そばの会「みかど」という月一で通っている蕎麦打ちグループの
メンバーと共にいよいよ特訓が始まる月になりました。
本日が出陣式?みたいな、検定を受けるメンバー8名ほどが集まり
意思を確認する日でした。
特訓って?
と思う方もいるかと思いますが、
月一で蕎麦打ちをしている楽しいモードから
週2回、土日に集中して技能検定のために集中して蕎麦打ちを
行なっていく検定のための真剣モードに意識が変わります。

今回、六段の検定内容は、「さらしな蕎麦(二八1.000g」です。
段位的には、最終段位となります。

「さらしな蕎麦」、ご存じですか?
江戸前三大蕎麦のひとつで、他は「藪(やぶ)蕎麦」「砂場(すなば)蕎麦」です。
今回の、検定は打つのが非常に難しい「さなしな蕎麦」です。
さらしな蕎麦は、「更科」と書き、そばの実の中心部分を挽いた
白いそば粉「更科粉」を使ったそば粉のことです。
この更科粉は、そばの実を挽いた際に一番最初に出てくる
ため「一番粉」とも呼ばれています。

色のついた甘皮が混ざらないため、白く透き通った粉になります。

ほんと、さらさらしていてそば粉に見えないですが
れっきとしたそば粉。
この更科粉80%小麦粉20%の1.000gの蕎麦打ちを
技能検定で行います。
さらしな蕎麦打ちの難しさは、
主にそば粉の特性と加水方法にあります。
更科粉は、でんぷん質を多く含むため、粘りが少なく
水との馴染みが悪いため、生地がまとまりにくく
割れやすいのが特徴です。
また、湯捏ねという加水方法で、熱い生地を扱う
必要があり、乾燥しやすいため、通常の蕎麦打ちより難しいと
言われています。
検定では、時間内に加水、延し、切り、片付けを行い、
切りくずやそばの仕上がりなどを減点方式で採点されます。
麺の長さや、並べ方も評価の対称です。
審査員の目も一番厳しいのが六段位となります。
仕上がりは、そうめんのように細い白い蕎麦になります。

味は好みがわかれますが(笑)
そのために、特訓が必要ですし、
ある意味「修行」となるわけです。
しかし修行をして段位を取得するのは通過点。
蕎麦打ちを通じて人との出会い、つながりを大切にして
自分の打った蕎麦を美味しく食べてもらうのが嬉しいわけで、
それが蕎麦打ちを楽しんで続けられる理由であり、目的です。
修行が始まりますが、根本の想いを忘れずに技能検定を乗り切って
また、次のステージへ向かいたいと思います。

以上、「修行の始まり・・・とは!!」でした。

みずもくのつぶやきを最後までご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
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