栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日3月5日の水曜日の記念樹は、「クロモジ」
花言葉は「誠実で控えめ」
クスノキ科の落葉低木です。
言わずと知れた高級楊枝の材料です。
ということで、
今回のみずもく無垢材講座は「アカシアのポテンシャルとは!!」です。
アカシアといってもピンとこないですよね。
建築材料としては、フローリングに使われることが、ほとんどです。
また、家具やインテリアにも使用されています。
そんな、アカシアを探っていきましょう!
まず、アカシア材とは、
マメ科の広葉樹です。
こんなきれいな花を咲かせます。
世界中に1000種類以上分布しており、特にオーストラリア産の
フサアカシア、ギンヨウアカシア、サンカクバアカシア、
モリシマアカシアなどが有名です。
日本でアカシアと言えば、ニセアカシアであり
アカシア属ではありません。正式和名はハリエンジュ。
ほんとわかりませんよね!
アカシアは、熱帯地方に多く分布しており
直径は1~1.5mにも成長します。
材的には、硬くて粘りと重力感があり、衝撃力や曲げに強い。
比重は0.78。芯材は、落ち着いた茶褐色でまっすぐに伸びる木目、
濃淡のデザイン性の高さも人気の現在人気の理由です。
古代エジプトでも家具や作業台、工具や棺桶にも使用されていて
古くから貴重な木工資源だったようです。
建築材として、みずもくで使用したのは、リノベーションのフローリングとしてです。
理由としては
1,アカシア材特有の色味
2,比較的安価であること
3,加工性が良く収縮や膨張が少ない
です。
まず、特有の色味は
黄色~茶色の色味です。
高級ウォールナットに近いこげ茶の落ち着いた雰囲気を
演出できます。
さらに、安価であること。は、
植林することができる広葉樹ということで、成長が早く、生産性が良いことが
あげられます。チークやウォールナットよりも3割から4割安いです。
ただ、直径20センチ未満の小径木での加工が多く、節が含まれます。
これも本物の証、もちろん好みもあります。
最後に、加工性。
床材として適しているのは、この理由が大きいです。
切削する際の加工のしやすさ、乾燥後の収縮の少なさは、
床材としては重要で、反りや曲がり、割れなどが発生しにくく
寸法安定性に優れています。
そのために木製の食器や
テーブルなどの家具にも
こうした理由から使われるのがよくわかります。
リフォーム、リノベーションなどのイメージを意識するときに
家具や雑貨などをまず、決めて床材を選ぶことも
統一感のある空間を作り出すのに有効です。
アカシア材で統一された雰囲気は、とても落ち着いた
高級感のある空間になるでしょう。
みずもくは、栃木県産材の日光材の床材を使用することが多いですが、
それにも理由があります。
それは、またの機会につぶやくとして、
選択肢があることはいいことで、よりお客様が
快適に過ごすことができる空間提案をしていきます。
以上、みずもく無垢材講座「アカシアのポテンシャルとは!!」でした。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。
みずもく公式ラインアカウントの友達登録も
よろしくお願いいたします!👇
いち早く情報を発信いたします。
最後にこちらイエココロの雑誌にも少し登場しておりますので、
ご興味あれば
https://www.iecocoro.com/articles/post-1292/