キングダムに学ぶシリーズ第19弾「戦わずして」・・・とは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日11月10日の日曜日の誕生木は、紅葉のグラデーションが素晴らしい
「アメリカフウ」

花言葉は、「非凡な才能」「輝く心」
フウ科の落葉樹です。

ということで、
キングダムに学ぶシリーズも第19弾。
そろそろネタが・・・と思われるかもしれませんが
まだまだ、ございます!
今回は、「戦わずして・・・」というテーマですが、
もちろん、この後に続く言葉は「勝つ」です。
連載での極近エピソードなので、コミックしか読まない派の方は、
ネタバレになってしまうので、ご注意ください(笑)

では、なぜ戦わずして、がキングダムに関係するのか?
孫子の時代からも、兵法書が読まれ、できる将軍は必ずこの策を
上策と捉え実行してきています。
桓騎将軍、王騎将軍など、用いてきました。
今回は、六大将軍の「騰」将軍。
私が好きな将軍の一人です。

戦国時代に七か国から初めて、一国が滅ぼされるという史実。
それが「韓」。一番小さな国です。その王都が「新鄭」(しんてい)
この新鄭を滅ぼす戦い。

しかし、直近で趙国に大敗した秦は、兵が不足。
この難題を解決して、総勢16万人の兵を率いて
将軍「騰」、副将は我らが「李信」将軍。
まずは、10万人の先鋒隊が出発。
だが、なぜかゆっくりと進んでいます。

王都の前に、攻めなくてはいけない城が「南陽城」
ここも、簡単には落とせない城。
騰将軍が考えたのは「心理戦」
韓からすれば、最強の秦軍に攻められている、
打って出て戦うか、王都を固めるため全兵士を王都に集めるかの決断を
強いられる。さらに、残りの6万人もあとからゆっくりと進軍してきている。
さて韓はどうするのか?韓は、後者を選びました。
ということは、南陽城は兵士は皆無で、老人、子ども、女性ばかり。

もちろん、無血開城となります。
騰将軍が狙っていた通り。
さらにここから、王都に攻め入るための秘策が、この南陽城。
攻められた国の民を、秦の民と同等に扱い、同じ仲間となるために
どう統治するのか?

そんな中、秦国から新しい統治官が送られてきました。

めちゃめちゃ厳しい人。顔も怖い。
融和的にまとめようとする騰将軍と、厳しい刑罰をもって統治しようとする統治官。
騰将軍は李信将軍に韓の民の世話を依頼する。
はじめは、恐怖心の塊の韓の民が、李信の言っていることとやっていることが
一致していることに少しづつ気付き、国が秦に負けてもこうなるんだという
イメージが植え付けられていきました。
騰将軍は、これが全ての城に、波及して、王都まで届けば、戦わずして・・・
の展開が生まれると読んでいた。
果たして、うまくいくのか・・・

では、なぜ、秦国はこんなにたくさんの兵を短期間で準備できたのか?

そう、他国にばれないように、ひそかに秦の民全員の「戸籍」を作って
今まで漏れていた、男性の兵士予備軍を余すところなく、強制徴兵を
かけられるようにしたからでした。
この当時の中国で戸籍を作るということは、まずありえないことでした。
こうして、情報封鎖して戦いに挑んだ結果、韓は、寄せ集めの兵士でも
16万人いることに恐れて、無血開城、王都決戦を選び、最後はどうなったか・・・
は、史実が物語っています。

「戦わずして勝つ」は、自分側も相手側も犠牲がなく終わらせる
事ができる。最良の方法の1つでもあります。

今週、この言葉と同じ場面に遭遇しました。
小堀材木店さん企画の
麦わらの軍師こと、オストコーポレーション北関東の吉田さんの
ブランディングセミナーです。
何度か聞いている内容ですが、改めて腑に落ちました。
その中で、でできた言葉が「戦わずして勝つ」
吉田さんが、意識して使う言葉です。
私のような小さな工務店が、大手のハウスメーカーに
戦わずして勝つこと。
逆に、戦ってはいけないと。
大手メーカーは、営業力や資金力があり、正面から戦っても勝てないと。
だから、工務店は、全く真逆のことをすればよいと。
高気密 高断熱 高耐震の高性能な住宅を、確かな施工で、適正価格で
お客様に提供する。まさに「真逆の王道」を歩むがごとくです。
これは、工務店側へ伝えたいこととして、吉田さんからお話しいただきましたが、
お客様側からしても、このことをよく理解すると、違いが一目瞭然です。
工務店の中には、理念やわかりやすいキャッチフレーズ、決められた仕様、
性能の数値設定、担当者の想いなどを、きちんと表現しているところを
選べばいいことなので、とても分かりやすいのです。
そしてお互いの相性もあります。
全く、土俵が違うのに比べようがないことも事実です。
だから、大手も検討したというお客様が、きちんとした選球眼で、
選択していくと、理想の工務店に出会うわけです。
これは、お客様にとっても幸せなことですし、
工務店側にとっても、出会いに感謝です。
こうして、キングダムとブランディングセミナーが
重なりました。
とすると、これが「戦わずして・・・」ということになります。
今も昔も大事なことは、変わらずです。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
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