栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日10月23日の水曜日の誕生木は「サンゴジュ」
花言葉は、「負けず嫌い」
レンプクソウ科の常緑広葉樹です。
今日は、天気も安定しない雨が降ったりやんだりの一日でした。
運動会の開催が今日の学校もありましたが、順延に
なったところもあるのではないでしょうか。
私の地域の小学校も明日へ順延です。
これからの時期は修学旅行やイベントもある季節ですので、
秋晴れの気持ち良い天気になりますように!
ということで、
みずもく無垢材講座は、「レッドシダー」
皆さん聞いたことありますか?
建築関係の方は、耳にすることもあると思いますが、
「シダー」は杉です。
が、実は、レッドシダーは、ヒノキ科クロベ属でヒノキの仲間です。
えーっ!
ヒノキ科。
これは、木目がスギに似ていることから、和名では「ベイスギ」
と呼ばれ、親しまれてきたからです。
アメリカの杉ではなく、日本のネズコという樹木と同類で、
日本名を付けるなら、「北米ネズコ」となります。
アメリカ北西部やカナダを中心として分布しており、
そのためウエスタンレッドシダーと呼ばれています。
明治時代に、高価だった秋田杉の代替材として輸入されました。
当時は、値段が安かったのですが、今では高級品です。
アメリカでは、材は、カヌー、衣類、矢の軸、お面、
樹皮の内側は、ゆりかごの敷物、タオル、毛布、スカートなどに使われ、
さらに、つぼみは、鎮痛剤としても利用され、非常に多種多様に活用されてきました。
日本には、建築用として輸入されましたが、
材の特徴としては、心材と辺材の色の違いが顕著で
個体差もあり、均一でないことが、欠点とされる時代もありましたが、
今ではそれが、個性として認められ、内装材としても利用されています。
みずもくの施工事例でも、
壁一面のアクセントに使用しております。
こんな感じも・・・優しい木目ですが、色のコントラストがきれいです。
テレビ台の背面などにも・・・
塗装前は、赤身が少し薄いですが、クリア塗装をすると濃くなります。
個人的に、レッドシダーをアクセントに使うのは好きです。
外部のアクセントにも使用したことがあります。
戸袋のデザインとして・・・
ただ、外部は、紫外線や湿度などの影響も受けやすいので経年変化も早いです。
その他の特徴としては、
針葉樹の中では、気乾比重が約0.38ということで、最も軽い方です。
先ほど経年変化とありましたが、外部で使用すると柔らかな銀色を帯びた渋さが
出ることもあり、これが好きという人もいるくらいです。
さらに、心材は防腐防虫効果もあり、耐久性も高く、心材の赤身を使用して、
ウッドデッキを施工することも多くなりました。
また、香りも杉とは異なり、神経を和らげる芳香で、
浄化や精神統一などに有効としてアロマオイルとしてもポピュラーです。
抽出の仕方、抽出部位により、効果が違うことも多用途な樹木であることが証明されています。
ということで、今回のみずもく無垢材講座第6弾は、「レッドシダー」
非常にポテンシャルの高い木材です。
質問、興味があるようでしたら、いつでもご連絡ください。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
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