すべてに意味がある・・・とは!!

  1. 栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
    自然素材工務店。
    みずもくの水上です。
    今日の誕生木は、「スイフヨウ」

    花言葉は、「心変わり」
    一日で花の色が、酔ったように変わることから
    酔芙蓉(スイフヨウ)と呼ばれているそうです。
    アオイ科の落葉低木です。

ということで、心変わりもポジティブなに表現すると
「心機一転」。物は言いようですが、
この度、趣味で蕎麦打ちをしている私ですが
9月に五段を受験することにしました。
そのための、技能検定講習会に参加してきました。

まずは、デモンストレーションを見学し
初めての打ち方を勉強します。
私が受験する打ち方は「戸隠そば」
この特徴は、一本棒での丸のし。
ちなみに戸隠そばは長野市戸隠で作られるそばで、
日本三大そばの一つ。茹でたそばを水切りせずに
丸めて小分けに盛り付ける「ぼっち盛り」が有名です。
麺棒で圧力を加えて打たないのでそばにストレスがかからず
味は食べやすく、食感もいいと言われています。

通常一般的に多いのは、江戸打ち、角打ちとも言われる
麺棒を三本用いる打ち方ですが
戸隠そばは一本。

一本で打つので、形は四角にならず、
一本の麺棒に巻き付けて、丸のまま徐々に大きくしていくものです。
はじめは30センチくらいから最終的に95センチの直径まで
大きくしていきます。
そのための一連の動作を習得するのが、第一の課題です。
今まで三本で打ってきた私にとっては新鮮でもあり
非常に苦戦を強いられそうです。
案の定、デモンストレーションを見学した後
マンツーマンでの指導があり、初心者のごとく
ボロボロでした・・・汗
私が、打っていると、まわりの諸先輩方から
様々な指摘があり、ご指導いただきました。
「麺を巻いてクルクル回して広げる」
これ一つをとっても丸く大きくするための
巻いた後の傾ける角度や手の位置、姿勢、力の入れ方
すべてに意味があります。
さらに、大きくなった丸い麺体を
どのようにたたみ、包丁で無駄なく切っていくのか。
これも、歴史を積み重ねてきた打ち方の知恵があります。
最後に、「切り」。
切るのは今までたくさん経験してきましたが
自己流で覚えてきたことでの不具合をご指摘いただき
新しい学びの場でもありました。
共通して言えることは、作ったお蕎麦を美味しく食べてもらい
たいという想いでしょう。

蕎麦打ちに関しては、趣味で始めたことではありますが、
仕事にも共通することが多く、各工程の中ではそれぞれ
意味があり、自分自身のやり方を追求することで、
それは、お客様のためになることで、自分の成長にも
つながります。
九月の受験に向けてあと二か月余り。
技術だけではなく、その心も学び、また階段を一段
登りたいと思います。
今日のテーマは「すべてに意味がある・・・とは!!」でした。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家
みずもくは、栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の木造注文住宅を
手がける工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。

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