みずもく無垢材講座 第2弾・・・ヒノキのポテンシャルとは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱の注文住宅を手掛けております
みずもくの水上です。
さて、今日のつぶやきは、
無垢材講座第2弾「ヒノキ」です。

日本人であれば、杉と並び知らない人はいませんね。
言わずと知れた、常緑針葉樹です。
栃木県の北部が、ヒノキの生息の最北端とされ、
非常に目の詰まった良質なヒノキが栃木県にはあります。

切り株を見て見ると、優しく白っぽい上品な色をしています。
杉のような心材の濃さはありません。
杉より成長は遅いため、その分、価格にも反映されます。

ヒノキは、その油分の影響もあり火が起きやすいということで
「火の木」として呼ばれることもありますが、
昔から神社仏閣に、もちろん住宅に使用されてきました。
みずもくでも、強度と腐りにくさ、身近に手に入ることから
土台や大引、ウッドデッキなどに使用しております。
さらに言えば、

すっきりとした木目であり、光沢もあり、触り心地も良いので
多用途に使うことができます。
また、耐久性も高く伐採後200年後にピークが来ると
言われており、その耐久性は法隆寺に代表されるように
その寿命は、飛びぬけています。
そしてよく言われるのが、殺菌、抗菌効果があることですが、
成分としての勘違いしがちなのが、「ヒノキチオール」
が多量に含まれるということ。
実は、ヒノキには微量で、多いのは台湾ヒノキやヒバなどです。
国産ヒノキに多いのは、テルペンという物質です。
この物質が香りや抗菌作用をもたらします。
でも何といっても、個人的に好きなのは、「香り」です。
最近では、アロマオイルなどでも見かけることが多いですが、
好きな人には、爽やかでリラックス効果を感じることができます。
私もそのうちの一人です。
好きだからこそ、お客様にも杉と共にヒノキの良さも提案しつつ
住宅の材料に使用していただき、是非癒されていただきたいと
思います。
そして経年変化も楽しんでもらいたいです。

無垢材講座第2弾「ヒノキ」でした。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

みずもくは、栃木県宇都宮市で、高気密高断熱の家づくりをしている工務店です。
全棟、許容応力度計算による耐震等級3、UA値0.3以下、C値0.3以下を柱に、
地元の無垢材、エネルギーコストのかからない自然素材を標準にしております。

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