みずもくの水上です。
本日の護国神社の雨の桜景色。
きれいですね。
眺めながらふと過去の自分と向き合って最近の自分自身の行動を考察してみました。
やるべきことを、こなしているだけになっていないか?
本当にやるべきことを理解しているのか?
人と比べていないか?
楽しくワクワクしながら生きているか?
こんなことが頭をよぎります。
仕事の上では、はっきりとやるべきことは、決めています。
だから迷いはあまりありません。
個人の生き方、人との接し方ではどうなんだろう。
- 私が、23歳で某住宅メーカーに就職して6年間営業マンとして仕事を
していた時のことを思い出します。
その時は、仕事も生き方について考えることも中途半端。
もちろん楽をして営業成績を上げたい。などと考えていたんだと思い返します。
まわりの同期が受注を重ねる中、なかなか契約が取れない。すると焦って
お客様のことより自分自身のことが気になり始める。要は、ダメな営業マンとして
見られていることに気持ちが沈み、行動もおかしくなっていきます。
当時は、今ではブラック企業といわれる働き方が、普通になっていました。
売れない営業マンは、一日100件電話をしてアポイントを取る。
この電話はとてもきつかった。
一度モデルハウスにきてアンケートを記入してもらったお客様への電話。
各社から連絡が来て対応もしたくないところに新人の営業マンが、忙しい時間帯に
連絡をするのだから、アポイントなんてとれるわけがありません。
また、契約が取れないときは、給料泥棒とまで言われた時もありました。
その時のことは今でも覚えてります。
そうして、会社も休みがちになりなんでこんなに苦しいんだろうと
思うこともありました。
契約を取れて、周りから拍手で迎えられたりしたこともありました。
そういった温かい気持ちに、感謝の気持ちすら持てませんでした。
そういう仲間への感謝。また本当にお客様の喜びに寄り添えていたらなどという今となってはの気持ちは、もう過去のことです。
今の自分から思うに、変なプライドから自分自身の本音を押し殺して人にも話をしなかったこと。
22歳までは、順風満帆に生きていて、突然出来ない自分と出会った。
でもそれは、自分の甘さが原因としてあったのだと今にしてみれば理解できます。
要は、将来、実家の工務店を継ぐのだから、営業の経験を積んで
戻ればなんとかなるだろうという、甘すぎる考えっだったんだと思います。
当時の自分は、22歳までの自分にとらわれ
30代の自分は、20代の自分にとらわれて因果応報の結末になりました。
だからこそ今、過去にとらわれず、未来のことは心配しすぎず、
「いま」をどう生きるか。を大切にしたいと改めて感じました。
今傷ついていたとしても、護国神社のさくらの木でできた欠けたお椀でも、温かいみそ汁を入れることができ
人の気持ちを温めることができます。
「一息に生きる」過去にとらわれず、
一呼吸する瞬間、瞬間を一生懸命に丁寧に生きることを大切にしていきたいと思います。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。