血となり肉となるエネルギーパス・・・とは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。

今日4月23日の水曜日の記念樹は、「エニシダ

花言葉は、「謙遜」「清楚」
マメ科エニシダ属の落葉低木です。
5月から6月に黄色い花を咲かせ、秋には豆ができます。

ということで、
今週、月曜日と火曜日の2日間にわたり研修を受けたことをつぶやきます。
その研修の名前は、「エネルギーパス認定講習会」
今回で5回目となります。

講師は、オストコーポレーション北関東の吉田さん。
世界のエネルギー事情から、日本の現状を把握するところから
講義がスタートします。
一日目は、なぜエネルギーパスが必要なのか?を徹底的に叩き込みます。
二日目は、計算問題を中心とした理論的なところが中心です。
エネルギーパスとは何か。
ズバリ!家の燃費を数値で表すことで、一定の基準を設けて
ものさしとして比較できるようにすること。
実際に行うシミュレーションは、ソフトウエアを使用します
(研修終了後、使用することができます)が、
入力して提案書を作成することは、容易にできます。
しかし、シミュレーションのデータが、どのようにして計算されたのか
なぜ、その項目が必要なのか、手計算で自分自身が汗を流すことで
理解が深くなり、言葉に説得力や重みが、積み重なっていきます。
内容は、一回目から少しずつバージョンアップされていますが、
毎回とても新鮮です。
なぜなんだろう?
それは、私がまだ足りないところ、抜け落ちているところ
忘れてしまっているところを、確認したい、頭で考えなくても
自然に言葉が出るところまで達していないから。
学ぶ内容は同じでも学び方が変わる。
最初の頃は、暗記をして、理解するように考え、
すべて詰め込むことが出来ずに終わっていたのが、
回数を重ねるごとに、それぞれの言葉の持つ意味や、
前後のつながり、原因と結果を理解しようと変化してきました。
知らないことを知る充実感はありますが、それ以上に
納得感が増すほどに自信がついてきたことも事実です。
伝導、対流、放射に始まり、熱抵抗値、熱貫流率、
開口部の性能、熱橋、気密、換気、蓄熱、日射取得、日射遮蔽など
内容は多岐にわたります。
その中で、吉田さんも私たちにわかりやすく事例を挙げて
説明していただく場面もたくさんあります。
例えば
「銅」でできたスプーンで氷を切る?
これは、銅の熱伝導率は、370w/mKで、非常に熱を通しやすい。
なので、人の体温から熱がスプーン先端に伝わり、氷を切れるくらいの
熱伝導が発生していることをわかりやすく説明いただきました。
樹脂でできたスプーンは、熱伝導率が0.4w/mKなので、熱が伝わりにくく、
氷は当然切れません。
数字も大切ですが、この感覚を全体的に叩き込むことが理解していく上でも
、言葉として人に説明する上でも大切なんだと。
無断熱の家が、冬、放射冷却で、朝方に家が冷たくなり、死亡率が栃木県は
多いことや、ヒートショック、女性のひざ下足元が冷えるのは、
床に冷たい床に熱が移動しているからひざ掛けが必要である。とか、
さらに、健康を持続できる家は、高気密高断熱で人の体温を下げない
ことが一番重要である。それはなぜか?
人の身体のつくりからの説明アプローチも腑に落ちました。
理論的なところもありますが、
私も文系で計算なども苦手な意識はあります(笑)
しかし何度も繰り返しているうちに急にすとんと体に沁み込む瞬間もあります。
毎回、新しい発見をしつつ、新しい景色を見て
自分自身の「血となり肉となる」まで学び続けていきます。
エネルギーパスで、家の燃費。ものさしをもつこと。
学び続けることで、自分のものさしをも
お客様に還元していきます。
次回は6回目(笑)楽しみです。
以上、血となり肉となるエネルギーパスとは!!でした。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。

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