栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日9月7日の日曜日の記念樹は、「ナツメ」
花言葉は「健康」「あなたの存在が私の悩みを軽くします」
クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木です。
落葉樹の中では、芽が出るのがもっとも遅く、夏になって
しまうので、「夏芽」の名がついたんですね。
ということで、「生まれる・・・」といっても、
人ではなく、「家」です。
建築で言う建て方から引渡しまでの期間は、人で言う
妊娠から出産までの期間です。
おめでたいこととしても同じなのです。
当日は、とても天気が良く、気持ちの良い青空が広がっていました。
1階から2階へと大工さんと重機によって組み立てられていきます。
建て方にまでには、大勢の方が関わってくれていて、
基礎屋さん、足場屋さん、大工さん、材料屋さん、重機屋さん、
木材に関しては、生産者、製材屋さん、運搬流通の方、裾野はとても広いのです。
たくさんの方に支えられてここまで来ました。
暑い中での作業。
休憩をはさみながら、チームプレーで順調にすすることができました。
金物で木材同士を固定して、丈夫な骨格を作ります。
栃木県内で育ったCO₂をたくさん吸って内部に貯めた木材が
また、ここに固定され生き続けるわけです。
育てて使い、また植林してCO₂をたくさん吸収する木材を育てる。
まさに循環する木材となるわけです。
骨組みが出来ると、
頭(屋根)の部分です。
下地作りは、何層にも工程があります。
まずは一層目の構造用の合板(ベニヤ)を張り、
その上に、タルキを施工します。
「タルキ」は聞いたことある方もしれませんが、
野地板を支えたり、屋根の重みを分散したり、平らにしたり
強度を高めるためにも需要な木材です。
漢字では「垂木」。
下に向かって垂れさせて設置することから
こう呼ばれています。
そのタルキを設置し、その間に断熱材。
しっかりと屋根断熱を施します。
10㎝厚のアキレスキューワンボード。
(さらに屋根の内側に羊毛断熱材を施工します)
夏場の直射日光、冬場の放射冷却から建物内部の温熱環境に
効果を発揮します。
そのあと、野地板を張り、
防水、耐火、耐久、耐熱性にすぐれている
ウルト製のウートップハイムシールド
(透湿防水ルーフィングシート)を張ります。
ルーフィングまで終わると、ガルバリウム鋼板の屋根と通常はなりますが、
もうひとつ、さらにルーフィングや野地板を守るための
繊維質の丈夫な材料。ウルト製のベントシートとベントエッジを
施工します。
これはまた、後日紹介しますが、ガルバリウムとルーフィングの間に
敷き詰めることで、通気、結露防止、断熱効果、雨音の軽減など
様々な効果を発揮いたします。
このルーフィングとベントシートのセットでの施工が大切なわけです。
こうして人で言う「頭部」が完成していくわけです。
人で例えることができるくらい重要な建て方。
これからさらにたくさんの人の手をお借りして、新しく「生まれる命」に感謝をして、
無事引渡し(出産)が出来るように安全に工事を進めてまいります。
みずもくのつぶやきを最後までご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
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