みずもく無垢材講座第8弾・・・「ウォールナット」のポテンシャルとは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日12月22日の日曜日の誕生木は、「ユズ」

花言葉は「健康美」「汚れなき人」「恋のため息」
冬至には、これを思い浮かべます。
あったかーいお風呂に入りたい季節です。
ミカン科の常緑広葉樹です。

ということで、
みずもく無垢材講座第8弾は、ウォールナット。
和名では「くるみ」
こんな性質特性を持っていますが、

広葉樹でありながら、針葉樹に近いようなまっすぐな伸びで成長します。

そのため、加工もしやすいこともあり家具や床材などに
使用されてきた歴史があります。
ウォールナットの一番の特徴は、木目と色です。

製材した直後は、断面が白いですが、
内部に含まれる酵素が空気に触れることで酸化し
褐色に変化していきます。

・強度に関しては?
中程度で、適度な硬さもあり加工がしやすく、
製材加工後の寸法安定性が高く、精度が求められる家具や楽器に
重宝されてきました。

・耐久年数、経年変化は?
その用途からしても高い耐久性を持ちあわせ、希少性も高いことから
高値で取引されています。
また、製材して黒い褐色から、紫外線にあたることで
我々が目にする明るい茶褐色に変化していきます。

一口にウォールナットといっても
産地や樹種により様々な種類があります。

①アメリカンブラックウォールナット(最高級品)
②クラロウォールナット
(アメリカンブラックウォールナットと欧州産ウォールナットのハイブリット)
コブなどが現れるケースがありダイニングテーブルなどに加工されることがあります。
③バストゥーンウォールナット
(クラロウォールナットとイングリッシュウォールナットとのハイブリット)
自然界には自生していないので希少価値があります。
複雑な木目と独特の光沢があります。
④オレゴンウォールナット
(アメリカ西部で産出されるウォールナット)

さらに日本ではクルミ材があり、古くから国産木材として
重宝されてきました。
色は、ウォールナットよりも白く明るい色をしています。

そして、ウォールナットのメリット・デメリットとしては。
メリット
1,耐久性が高い
2,加工がしやすい
3,湿度や温度による狂いが少ない
4,見た目が美しい
デメリット
1,コストがかかる
2,経年変化が大きい
3,価格の高さ

もちろんこうした特性を踏まえて家具などが作られるわけですが


それぞれの樹種の特徴も踏まえてインテリアとして
選びたい材料です。
もちろん建築材料としても、フローリングなどの床材としても
造作材としても美しい木目以上にその価値を楽しむことができます。
選択肢の一つとして理解の上、ご承知おきください。

ということで
みずもく無垢材講座第8弾「ウォールナットのポテンシャルとは!!」でした。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
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