栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日12月18日の水曜日の誕生木は、「ヒノキ」
花言葉は「不滅」「不老不死」「強い忍耐力」
もっとも古くから、馴染みがあり知られている樹木です。
もちろん、ヒノキ科の常緑針葉樹です。
ということで、
本日は、宇都宮市役所議会棟へ。
Foward to 1985 energy life(略して1985)の
活動の一環として、宇都宮の市議会議員1期生の皆さんと
環境課の行政側の方へ、「NE-ST宇都宮モデルをつくろう」
と題して、レクチャーに伺いました。
講師は、オストコーポレーション北関東の吉田さん。
参加者は議員12名、環境課2名の14名。
皆さん、初めて勉強される方が多く、食い入るように吉田さんの
話を聞いていました。
エネルギー問題、地球沸騰化による気候変動、脱炭素などの大きな問題を
まず理解してもらい、地球も、日本も、栃木県もいよいよ
危機感をもって取り組むべき問題を認識してもらいます。
そうしたことで、身近な問題をさらに投げかけます。
健康問題やヒートショック。
とりわけ栃木県が冬季の死亡率がNo1。
これは、冬場、朝晩の冷え込みが氷点下になるにもかかわらず、
日中の気温上昇があるために、温暖地域と認識されている点が
上げられます。
そのため、住宅の断熱性能を甘く見てきた結果でもあります。
県民性的に保守的で、それがおかしいと声を上げてこなかったというのも
あるかと思いますが、我々、工務店の責任もあります。
冬季死亡率が、一番低いのは、なんと北海道です。
冬場の寒さは言うまでもありませんが、
とにかく住宅の性能が高く、家の中の温度差が無い住宅が普通だからです。
建てる側もそういう高気密高断熱の高性能な家をつくらないと売れないのです。
参加者された、議員さんの中にも、身近な方でヒートショックで亡くなられた方が
おられることを話された方もいました。
そうならないために家の中の温度差を無くし、健康寿命を延ばし、
光熱費のかからない家が必要なのです。
そのために何ができるのか!
それを取り組んでいるのが鳥取県の「NE-ST」という取り組みです。
鳥取県が独自に設けた、家の「断熱」と「気密」の性能基準のことです。
この基準に沿って補助金の額が決まり、BELS(ベルス)という
建築物省エネルギー性能表示制度を用いて判断するので手続きも簡素化できます。
NE-STの意味は、居ここちが良く、安心できる場所。巣箱。NEXT STANDARD(ネクストスタンドード)の略称で、
行政側的にも、健康で長生きできる住民が増えれば、医療、介護費の削減に
つながりますし、住民の光熱費の負担も減らせます。
もちろん、住まい手はそれ以上の恩恵を受けることになります。
健康で長生きできることはもとより、家の資産価値も上がります。
昨今では、新築のみならず中古住宅の、高気密高断熱リノベーションも
増えてきています。
それを実現するための指標を作ることが大切で、
鳥取県は、先進的に取り組んでいます。
詳しく知りたい方はこちらを⇓ご覧ください。
鳥取県の健康省エネ住宅「NE-ST」(ネスト)
先ほど述べましたように、
栃木県の住宅の性能が低いために冬季に亡くなる方が多い。
これを解消するためにも、中心の宇都宮市に取り組んでいただくべく
本日議員さんの認識を高めてもらう機会をいただきました。
宇都宮市が住みよい街、移住先ランキングでも上位の
理由をさらに裏づける施策を実行していただきたいです。
是非、NE-ST宇都宮モデルを!!
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。
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