謎のマニアックツアー・・・とは!!

みずもくの水上です。
今日、4月14日の日曜日の誕生木は「ハナカイドウ」

花言葉は、「美人の眠り」「温和」
バラ科リンゴ属の落葉樹です。
中国原産で、桜のあとの4~5月に開花します。
可愛いというより、美しい花ですね。

ということで、
みずもくのつぶやきですが、今回は私の趣味でもある蕎麦打ちの
道具を購入するための会津若松ツアーです。

蕎麦を打つために大切なことは、
・蕎麦打ちの際にからだの一部でもある自分に合った道具選び。
・もちろん、美味しく食べてもらいたいという想い。
・蕎麦打ちの過程で、温湿度や環境の変化を感じながら打つことなどです。
今回は「道具」選びツアーです。
一緒に行ったメンバーは6人。
毎月、蕎麦打ちグループ「蕎麦の会みかど」で楽しく切磋琢磨している
仲間です。

まずは、8時に壬生の集合場所に集まり、はやる想いを抑えながら、
下道で会津若松へ向かいます。なかなか蕎麦道具専門店は少ないのです。

マニアックツアーと謳っているだけあり、
車の中も蕎麦打ちのDVD(どんだけ~)と思われるかもしれませんが
本人たちは、いたって真面目に蕎麦打ち談義をしながら楽しく道中を
過ごしているのです。
湯西川の道の駅で休憩。

混雑もなく、スムーズにここまで来ました。
再度出発すると
まもなく、こんなお店が・・・

そう、蕎麦には、欠かせないもの。「わさび」です。
ようやく雪もとけ、シーズンが始まりました。
私は、どうしても生わさびが欲しかったので購入。

これで食べたら美味しいだろうなと妄想しつつ、
目的地へ急ぎます。
3時間半かけてようやく会津若松に到着。
お昼の時間でもあったので、
お店を探します。もちろん、お蕎麦屋さん!!

見つけました。宮古そば「吉兵衛」さん。
こちらのお勧めは、変わったおつゆで食べる平たい麺。
お腹が減りましたがしばし待ちます。

注文待ちの蕎麦メンズ!
程なく、着膳。

ミニ天丼つきのもり蕎麦。
つゆは、フキノトウを刻んで、混ぜ合わせたおつゆで
春の訪れを感じさせる爽やかな香りで、のどにツーンと来る
甘みと旨味を感じるものでした。
とてもおいしかったです。
食事を経て、せっかくということで、桜が満開な
道を歩きながら鶴ヶ城へ向かい

蕎麦メンズ写真。

ここまででも十分満喫してきましたが、本来の目的地はまだ。
さすがに次は目的地です。
場所は、10分程度で着く距離です。

明治25年創業。「中村豊蔵」商店。
頑固そば道具製造元。とありますが、
とてもやさしい店主と娘さんが迎えてくれました。
早速中へ入ると、

ところ狭しと、蕎麦の道具が・・・
普通の人は、何に使うんだろうと頭を抱えてしまうかもしれませんが、
そこはみな段位を持つ者である蕎麦メンズの目はキラキラしています。

蕎麦切り包丁。初心者のサイズから、上級者まで
取り揃えていて、1万円台から10万円台まで重さ長さなど
様々です。
包丁は、蕎麦打ちで言うと最後の切りで使用するので
麺の太さが変わり、食感にも影響します。

駒板です。
こちらは、打ち終わった蕎麦の麺を折りたたんで
切る直前の状態で、その麺体に載せて蕎麦生地を素早く
均一に切るための補助板です。
こちらも、サイズや、使用している木材のデザインが様々あります。

こちらはご存じの方もいるかもしれませんが、麺棒。
直径、長さ、重さ、素材と麺の打ち方、その人に合った
サイズを選びます。
私が今使っている麺棒は、ヒバ材で比較的軽い方です。
これは迷いますね。

そうして購入したのは、こちら。
この道具に見合う人間性も身に着けていきたいものです。
こうして、みんなの目的が達成し、
謎のマニアックツアーは終了し帰路に着きました。

前にもブログにて書いたかもしれませんが、
蕎麦打ちは、家づくりと同じで、
お蕎麦を口に入れるという安全性も保ち安心して
食べていただく。その責任があります。
また、自然体で蕎麦打ちをするということを
私自身大切にしていて、
どんなに上達しても「謙虚たれ」を常に胸に刻んでおります。
上達したから「おいしいだろう?」と感想を押し付けたり、
上達したのは自分だけの努力と勘違いしては、
見た目がきれいで、口に入れた味はおいしくても
お蕎麦を食べたときに
心で感じる美味しさは、感じられません。
心で感じていただける蕎麦打ちと家づくりを心掛けて
想いを持ち続けていきます。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

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