教え方の極意!!とは

みずもくの水上です。
昨日今日と2日間エネルギーパス協会の講習を受けてきました。
やはり2日間の座学の勉強は、やりごたえがありますね。
3回目の受講ですが、成果が出るのはいつのことやら・・・
腑に落ちるまで勉強し続けます。
勉強の成果といえば、息子も希望の進学先に合格し
なんとか桜が咲きました。
私も頑張らないと。

ということで、オストコーポレーションの吉田さんの講義で
学んだことがあります。
それは、「わかりやすさ」です。
人に何かを教えたり伝えたりする場面は、通常の仕事でも
数多くありますが、なかなか納得してもらうことは難しいです。
この講義では、なぜ省エネが必要なのか
そして、家の燃費を知るための「ものさし」がなぜ必要なのかを
徹底的に叩き込まれます。
計算などもたくさんありますが、前段階としての基本の理解が必要なので
そういうところを、わかりやすく説明していただけます。

ひとつ例に出してみますと
建物の外壁における熱の伝わり方の説明で、
夏場、太陽の光が建物の壁にあたり、室内の温度が移動する。
というで、3つの専門的な言葉があります。
伝導、放射、対流です。
その中の、「放射」の説明で、
冬場、栃木県の建物は日中、太陽の光を浴びて
建物や地面が温められます。
そして、夜には温められた空気が、冷たい夜空に向かって
逃げていきます。
これは、熱エネルギーは、温かい方から冷たい方へ移動するという
「放射冷却」。お天気情報でもよく聞きますね。
特に北関東は冬場、雲が少なく、夜に空へ向かって遮るものがないので
熱が奪われ、朝方はとても冷え込むのです。

例えば、女性の方で冷え性の方が多いと思いますが、
机に座った時に、足元だけ寒くて、エアコンで上半身は温かい
経験がありますよね。
これは、体が36℃で床が10℃であれば、当然体から熱が床に奪われているということ。
これが「放射」ですね。温かいからだから熱が床に向かってどんどん逃げていきます。
寒くて、ブランケットやひざ掛けをかけると、床との表面温度の差を縮めて放射を軽減させることで
奪われる熱も少なくなり温かく
感じると。
説明していただきました。

このように、生活の中で感じていることを例に出してもらえるととても分かりやすいです。
自分が納得すれば、私が他の人に説明するときにも、
朝方のキッチンに立って料理を作るとき・・・とか例に出すことができます。

理解して→納得して→何度も復習して→人に伝えて→相手が納得する。
ところまで行くと少しづつ血となり肉となり自然体でお客様にも話せるようになる
気がします。
だから、吉田さんの教え方は、自然に言葉に出て想いが伝わるのだと
改めて勉強させていただきました。
私自身、人にわかりやすく伝えることの意識を常日頃から
意識していきたいと思いました。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

おすすめの記事

アーカイブ一覧

PAGE TOP