実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・とは!!

栃木県宇都宮市で、高気密高断熱高耐震の家づくりをしている
自然素材工務店。
みずもくの水上です。
今日9月29日の日曜日の誕生木は「ヤマヤギ」

花言葉は、「思案」「内気」「柔軟な精神」
マメ科の落葉広葉樹です。

ということで、
ご報告があります!
昨日、蕎麦打ちの昇段審査があり、五段に合格しました!

二か月間、蕎麦打ちの仲間と共に特訓を重ねてきて、また一つの区切りを迎えました。
教えてくださった先輩方ありがとうございました。
皆さん、蕎麦打ちの試験に関して疑問もあり質問を受けることがありますので、
どんな感じで行われるのか、私の宣材写真(笑)とともにご説明足します。

年間数回、全国各地で昇段審査が行われます。
栃木県内の開催は、年一回、今回行われた栃木市のみです。

今回の栃木大会は、初段から五段までの検定となります。
土曜日に四段と五段の審査。
日曜日に初段から三段の審査で行われました。
受験者は、全体で35名。五段は7名でした。

同じ、蕎麦打ち会のメンバーで記念撮影。
同じ会からは、四段は3名。五段は2名で参加しました。

それぞれの段位によって、蕎麦粉の割合、蕎麦打ちの仕方が変わります。
五段は、長野の戸隠しの打ち方「一本棒丸のし」という打ち方での審査です。
通常、麺棒を3本使用する江戸流角打ちと言われる打ち方が、
初段から四段までは基本ですが、地方の蕎麦打ちも学ぶということで
五段は、さらに広い視野での蕎麦打ちが求められます。

段位によって、審査基準も違います。

厚みや大きさ、切った後の出来栄え、SDGSの観点からも切った後の
残りの無駄がないかの軽量基準なども審査されます。
当然段位が上がるほど審査員の目も厳しくなります。

そして、最後の片づけの状態まで、採点の対象となります。
これらを踏まえて試験に臨みます。

試験前の準備も進み・・・

きれいに道具がセットされています。

私のところも・・・

スタート前の準備中・・・やはり緊張します。

そんな中、メンバーが写真を撮影してくれました。
少し緊張もほぐれ・・・スタート

スタート前の衛生検査。
手洗いをして、手の傷はないか、爪は短く切られているか、
全体の服装は清潔さがあるかなどを5人の検定員が目視で
確認します。

ようやく、スタート。
木鉢を使用しての水回しから・・・

捏ねて生地をまとめて、手で丸く平らに延ばします・・・

そして、一本棒で徐々に丸を大きくしていきます。
巻いて、押しながら大きくし、開いて、斜めに巻いての繰り返し。
60㎝くらいの大きさから一本で95㎝ほどまで大きくします。
しかも平らに丸く・・・これが一番の見せ場です。そんな余裕はありませんが(笑)

審査中の全体写真。自分が試験中は、このような角度では
当然見られません。7人が同時に蕎麦打ちしているところ。
なんか不思議な光景です。

そして、切りの工程へ・・・
これも丸い状態から、たたんで切るので途中がとても切りずらくなり
難しいところです。

切ったら、粉を落としてきれいに並べる・・・

そして、最後の片付けへ・・・
これですべての工程を50分間で行い、審査をされるわけです。

終了後、自分で切ったお蕎麦は、全員廊下に並べられ、
他の人の仕上がりも見ることができます。
もう少しきれいに並べられたかなと反省。
こうして、全てが終了し、結果を待つことになります。
おかげさまで

無事合格・・・
今回、五段は受験者7名で合格が3名(ちなみに四段は7名中2名の合格)。
段位が上がるほど審査員の目が厳しくなり合格も狭き門になる。
厳しい審査基準を審査員が厳しい目で見る。
振る舞いや丁寧さなども客観的に判断される。
ただ、こうしたことを乗り越えて、お世話になった人への感謝や
社会貢献やSDGSなども意識することで人間性も成長できるのではと
段位が上がるたびに感じます。
段位が上がるほどに、逆に謙虚さが大切であること。それはまさにブログテーマの
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』の言葉が合致します。
今後も、楽しく美味しい蕎麦打ちができるように精進いたします。
みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。
みずもくの家

みずもくは、栃木県、宇都宮市で、高気密高断熱 高耐震の木造注文住宅を
手がける自然素材工務店です。
地元栃木県の県産材を構造や仕上げにふんだんに使用し、
羊毛断熱材や珪藻土などの自然素材を得意としています。
また、断熱リフォームや中古住宅、既存住宅のフルリノベーションも
ご提案いたします。
さらに、C値0.3以下、UA値0.3以下、許容応力度計算による耐震等級3
をかかげ日々家づくりに精進しております。
よろしくお願いいたします。

 

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