入口と出口を考える・・・とは!!

みずもくの水上です。

先日、近所の方から会社に連絡がありました。
区画整理で、自分の敷地に道路ができることになり
そこに立っている蔵の中に昔、ストックしていた木材があるので
是非ウッドベースに置いてもらえないかと・・・

だいぶ年期の入った状態ですが、気持ちよく
「わかりました」引き取りますよと。
2tダンプで1台半くらい引き取らせていただきました。
当社は、工務店ではありますが、正式な会社名に「木材」
という字が使われており、木材の使用使途や最後の使われ方まで
考えていきたいと思っております。

栃木県でもカーボンニュートラル条例が施行され、ZEHのセミナーが
随時開催されておりますが、当然、これから建てられる建物は、
素材としてCO₂を排出しないまた、冷暖房費においても1次エネルギーを
抑えることができる家づくりをしていかなくてはなりません。
みずもくも然りです。
ただ、それだけではなく何かできないかということで、
「みねウッドベース」をつくり、木材や端材が集まる基地にして、
こども食堂へつなげてみました。


このみずもくのロゴマークの「みず」の円の意味は、
水辺に落ちる水滴の波紋を意味します。
このウッドベースをつくり存在を知ってもらうことが
水滴を垂らす行為であり「波紋」の広がりを表わしていることになります。
水のように変化に対応し小さくとも常に中心から発信することができる
という想いを込めて作りました。
ちなみに「もく」の円は、当然「年輪」ですね。
年輪は、その一つ一つが歴史であり、根を張るにも葉を茂らせるにも
しっかりとした幹が必要で、ゆっくりでいいから年輪を刻み、永続的に
存続すること。
波紋は水平に広がり、年輪は輪の一つ一つが成長していく証でもあります。

ロゴマークの意味は、この辺までにしておきまして、
みずもくWBS(ウッドベースサイクル)の簡単な説明と現状をお知らせいたします。


まずCO₂をため込んだ森林の、伐採時期を迎えた木を
使用しなくてはなりません。CO₂をため込めるのは
ピークで60年から80年。
多くの木が適齢期を超えています。
我々、工務店はこうした国産、県産、地元の山や森
しいては温暖化を抑制するためにも、使用し植林して
循環させなくてはなりません。

枝切をして、需要の多い長さにカットし原木として
並べられます。

そして、それを仕入れた製材所が
家の構造となる柱や梁に加工します。

そして我々工務店が、木材を仕入れてお客様の住まいに
使います。ここまでCO2も材木に固定されていて
外には出ていません。

完成すると、心地よい空間が迎えてくれます。

その建築の途中で大工さんがカットした端材が
まとまって排出されます。
費用をかけて処分・・・もったいないですよね!

こうした端材をスマホスタンドにしたりまな板やコースターなどもいいですよね。
それ以外に、地域の皆さんもきっと自分なりに考えた使い方があるのではと思い、
端材や木材を自宅前にスペースに棚を設置して並べてみました。これが2年前くらいですね。

せっせと現場から運び並べます。

たまに見知らぬ方が、選んでいるところにも遭遇します。
そんな時は、お声がけし、どんなことに使うのか
なぜここを知ったのかなど世間話をしたりもしますね。

そして今回、近所の方からいただいた木材が
現在並べてあります。

長年の汚れもありますが、削ったり色を塗ったりすれば
十分に使えます、
名簿も置いてあり、使用使途などを書いていただきますが、
薪ストーブ、バーベキュー、DIY、子どもの工作、鶏小屋を作る
といった方もいました(笑)

利用した方の好意で募金をしていただき。

地域内の協力店にて、お弁当無料券として
募金を原資にスタートしました。

こうして店内にチケット掲示板を掲示させていただき
たまった募金を入れる小さなおうちも置かせていただきました。
今では、このテイクアウトこども食堂に賛同していただいた方が
この箱に直接、募金をしていただく方も増えています。
お米ひろばさとう様、永島牛乳店様ご協力ありがとうございます。

こうして、様々な方の協力のもと人のつながり
端材の「波紋」でのつながりができ、
最後に子供たちの美味しい笑顔に少しでも貢献できれば幸いです。
ブログテーマである入口は、木材業界で言うと川上側。
最後に木材を使うのは川下側。と呼ばれています。
川下側の出口をしっかり考えないと川もあふれてしまうし、
川上側の入口も良い木が費用をかけて育てられるようにしなくてはいけません。
入口と出口のことも考えて将来の子供たちの環境を守り続けていきたいですね。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

 

おすすめの記事

アーカイブ一覧

PAGE TOP