新築ともうひとつの選択肢とは!!

みずもくの水上です。

今日の朝の隣の公園は、小雨の中、木々の葉っぱもしっとりと濡れて、
静けさの中にも癒しを感じました。

また、今日は、お客様の大谷石の納屋に隣接している外部トイレの撤去工事を行いました。


屋根部分が・・・


すっきりと。
隠れていた大谷石がきれいに現れました。
このあと板金屋さんが、開口部を閉じる工事を行います。
住宅以外のこうした工事も工務店は行います。

解体をして復旧するということで言えば、
工務店の役割として、新築ともうひとつの選択肢があります。
それが、中古住宅の耐震、高気密高断熱で改修する「高性能リノベ」です。
背景には、新築が作り続けれれている住宅業界の現状で、
家が余ってきている空き家問題があります。
我々の住む栃木県。そして宇都宮市も同じ問題を抱えています。

新築住宅を造るのであれば当然、高性能な家を造ることは可能ですが、
高性能ではない家を造り続けると、その家の価値は20年ほどで価値が0。
住宅ローンが払い終わる前に売却などできるはずもなく、40年以上住み続けることを
考えると恐ろしく感じます。
現在の中古住宅市場となると、銀行や行政の補助、工務店の技術力が
不可欠なので、なかなか増えていないのが実情です。
だからこそ、大手にはできない中古住宅の高性能リノベが必要です。
エネルギーの高騰や、安定した収入も将来にわたって不安が付きまとう中、
地域材を使った中古住宅の高性能リノベを提案していかなくては
なりませんし、みずもくはそうしたいと思っています。
不動産仲介業の方との連携も必要になってきますし、多岐にわたり
ワンストップな形で進めることができれば、お客さまもより安心なはずです。
もちろん耐震性能の向上も必要ですし、事前の建物検査も重要です。
こうした取り組みは、工務店が主体となって進めていかなくてはなりません。
住まいの形を一つに絞らず検討していくことも必要なのではないでしょうか。
ということで、
新築ともうひとつの選択肢とは「高性能リノベ」の提案でした。

みずもくのつぶやきをご覧いただきありがとうございました。

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